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御在所岳ございしょだけ1208m   070818   酷暑の 一の谷 に挑戦! 【三重県菰野町】
●行程 一の谷新道登山口→御在所山の家→一の谷新道→頂上
朝陽台→登山口


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御在所岳ロープウェイ・・・頂上間近の登山道から

 週末の予定が立たず・・・お盆を過ぎても相変わらずの暑さに辟易している。明日は、雨が降るとの予報もあり、出かけられる時は今日かな?手頃な伊吹山ばかりでは飽きてしまう。(^^ゞ それなら久しぶりに、こだわりシリーズの御在所岳編を実行してみようと思い立つ。先週の小津権現山に続いて酷暑にも慣れた ?から、御在所岳の主だった登山道を登ってみたいという一昨年からのこだわりの山遊の続きで、昨年登り損ねた一の谷新道を登ることにした。多少暑さも和らいで来たみたいだし ?・・・誰かを誘っても迷惑がれるだけか・・・今週はお気楽に単独で行くか〜?



地図はココをクリック

【所要時間】

登り・約2時間
下り・約2時間半

【各務原発 】 7:00
【天 候】 晴れ
【コースタイム】
 8:50− 駐車場・着
   9:00− 登山口
   9:22−
キノコ岩
   9:50− 鉄塔が見えた
10:36−大岩現る   
  10:50− 鷹見岩
11:02− 大黒岩を仰ぐ
  11:17− 12:00
      朝陽台・昼食
         ・

 
14:24− 一の谷登山口・着


御在所岳 ・ノコンギク



9:00 山の家前の駐車場

 山の家まで登って、日焼け止めを塗らなかったことに気づき、再度、登り直し。(^^; 山の家まで上がり左に進むと一の谷新道の入口がある。(前回は登り口を間違えて、本谷に迷い込んでしまった。)今回は、この新道を登る。ここまで上がってきただけで既に汗が噴出す。今日も暑いぞ〜!


9:14 御在所岳
・ 一の谷新道コース

  小津権現山で見かけたような登山道の整備が必要だと思われるが、岩盤に土止めをするのは難しいのかも?登り始めて間もなく、御在所キノコ岩を発見!1mほどの高さで、これも風化によってできたもののようである。 早々に下山してくる登山者とすれ違う。「頂上は暑いですか?」と尋ねると、朝は涼しかったですよとの返事。そうだ!、夏の暑い時は、早朝に登る手があったのだ ・・・と今頃、気づいても遅い。(^^;)

  単独は、全く自分のペースで決められるから気楽だ。少し遅めで各務原を出発。鈴鹿スカイラインを登っていくと、春よりは少ないが結構な登山者が入っている。こんな暑いのに ・・・と思いながら何とか、空いていた駐車スペースを見つけて滑り込む。9時に山の家前登山口に到着。


9:13 一の谷新道・入口

  一の谷新道は、急登の登山道であると聞いていたが、早速、急登だ。新道とは言ってもかなり登られているようで、他の登山道と同様に踏み跡が大きく削られている。急登の登山道は、荒れるのが早いのだろう か?それにしても、この削れ具合は凄い !というのが一の谷新道の第一印象だ。崩れ易い風化した花崗岩の登山道はよく踏まれると溝状となるみたい。


9:22 
キノコ岩


9:32 削られる理由のひとつが雨水だと思われるが・・・侵食が激しい。


9:38、段差が1m以上ある
登山道

 表土の少ない山の斜面に育つ松ノ木が引っくり返っていた。根元が浅いので剥がれるように倒れてしまったのだろう。それでも、花崗岩にしっかりと根を下ろしている木もあり、階段代わりに使う。両手を使わなければならない所もある。


9:50 ロープウェイの鉄塔が見えた。

 一の谷新道沿いには、イワカガミの群落が多く見られる。花の咲いた後が残っていたのでイワカガミと知れるが、このイワカガミとイワウチワの葉は非常に良く似ているので花の咲いた後でもなければ、全く 分からない。未だに、花の本を見てもその区別がつかない。何とか、区別できないものかとこの花を見るたびに思う。どなたか、区別する方法をご存知の方がみえたら是非教えてもらいたいものだ。 今しばらくの課題である。

  登山道の侵食は登山口付近だけではない。木の根っこが剥き出しになっていて、1m以上の段差となっている所も何ヶ所かある。その削られようには驚くばかりだ。 かなり痛んだ登山道で、このままでは更にひどくなるばかりのような気がする。何とか今のうちに早く手を打たないと鎌ヶ岳のように更に侵食で削られてしまいそう。


9:45 
木の根っこを掴みながら登る

 半分くらい登ってきたかな?先を行く登山者が休憩をしていたところで、入れ替わりに休憩。覗き窓のように、樹間からロープウェイの鉄塔が見えそして、ようやく空が見えた。日陰を歩いているのだが、しっかりと汗をかいている。(^^;  冷やしたパイナップルを持ってきたので、一口食べる。喉が渇いたときには、最高のご馳走だ。

イワカガミの群落

10:00  支尾根の登山道は風化した花崗岩の道。


10:20 
結構な急登が続く

 しかし、両方望む方が欲が深すぎると言えるかもしれない? まぁ、ここは急登を楽しませてくれているので満足するしかないですな・・・(;^_^A 間もなく御在所岳らしい大きな花崗岩が現れた。大石の間を縫うようにして高度を上げる。途中で5人ほどの下山者とすれ違う。暑いので、登山者は前を行く4人のグループだけ・・・


10:40 崖っぷちの登山道

 登り始めてもうそろそろ2時間くらい経つ?のかな。なにせ、展望が開けないのでどこまで登ってきたのかが皆目、見当が付かない。大きな段差の掘割をよじ登ると先行の登山者が休憩をしていた。入れ替わりに休憩とする。振り返ると、負ばれ石を垂直に立てたような岩が見え、その奥にも何やら大きな石の塊が見えた。案内標識はない。もしかして、鷹見岩?・・・なら、大黒岩までもうすぐだ !・・・ということは、頂上も近いかな。

  相変わらずの急登が続く。フィールドアスレチックをやっているような急坂は、タラタラ続く登り坂よりも変化があってずっと面白いが、汗はタラタラである。(^^;) 一の谷新道のロープ場や細いトラバース道は、そんな山登りの楽しさを味合わせてくれる。樹林の中の登山道は日陰の登山道で、暑さを避けることができ有難いのだが、周囲の展望はなかなか開けないのが残念である。

 
10:36 大きな石が現れる。

  高度を上げるにつれて更に登山道は急登になる。また、崖っぷちの登山道も通過する。危険と思われる所にはロープなども取り付けてあり、注意して通過すれば問題はない。冒険心をくすぐられ飽きることがないので、疲れるというよりも山登りが楽しめる。これは、小生だけが思うことかな?ふと蕎麦粒山の登りを思い出した。^^;


10:49 鷹見岩のようだ。


10:54 また現れた、岩場の登山道


10:56 
鷹見岩

  更に登ると、またまた岩場が現れた。さて今度は、どうやって登ろうか???・・・と考えるのも面白い。こういう時は、たいてい童心に還っている。足場を確保し、ロープに掴まりながら登り詰め、頭上を見上げると大黒岩が青空の中に浮かぶ。 稜線に鎮座する大黒岩からの展望は怖いけど鈴鹿随一だ。目を転ずれば鎌ヶ岳見える。ここまで登ってきたら、あと少しで頂上である。

  次々と面白そうな岩場の登山道が現れてくる。足元に気をつけ、三点支持で慎重に上っていく。大分、先行する登山者に追いついてきたようだ。ついて行かねば・・・(^^; 少し登り、振り返ると鷹見岩がひょっこりと頭を覗かせた。間違いない!登山者より下山者の方が多い 一の谷新道。皆さん、朝早めに登る方が多いようだ。当たり前の話ですよね。^^;


10:57 またまた、岩場の出現!


 11:02 登山道から見上げる大黒岩 

鎌ヶ岳も姿を現す。ここまで展望はありませんが、きっと、山登りの醍醐味が味わえます。


11:08 最後の急坂は、鎖場。鎖がないと登れない。

大黒岩を確認して、更に上を目指す。しかし、そう簡単には問屋は卸さない。岩の登山道が真っ直ぐ

上に延びている。(^^;) 両側を藪に覆われた鎖付きの登山道だ。掴まる所が少ないので慎重に登る。

※ 最後の方の急登はよく見ると右側の藪に急ですが登りやすい踏み跡があります。いつもそちらを歩いて楽してます 。大黒岩はその急登のあとに現れる右側のザレ場を登って行くと尾根にでますからそこを左にむかいます。ぜひ、次回、静かな(最近はそうでもないかな)大黒岩によっていって下さいね。
                ・・・きさくさんよりの情報提供・・・(有難うございました。)


11:14 鉄塔経由で頂上へ

  更に、見通しのきかないササの登山道を大きく回りこみながら進むと「一の谷新道」の標識が目の前に・・・あっさりとアゼリア前の広場に上がる。後から上がってきた先ほどの登山者に尋ねると、やはり、さっきのザレ場が大黒岩への分岐だったようだ。大黒岩は次回だな。(^^ゞ

  ようやく先行する登山者に追いついた。大黒岩への道を尋ねると、「分かりにくいけど、この先にありますよ。」との返事。途中でザレタ分岐らしきものを見つけたが???分岐標識はない。しばらく何気なく進むと、「頂上」の標識に出会う。

 
11:17  カモシカセンターがすぐ目の前

朝陽台に上がり、久しぶりの御在所岳頂上からの展望


11:45 昼食は・・・ 冷やし麺とオニギリ

  頂上に登山者は以外に少ない。登山口にあんなに沢山の車で来た登山者はどこへ消えた?昼食の後、帰りは例の道から・・・おお、珍しい。こんな花も咲いていたんだ。(◎o◎)!御在所岳で初めて見たウツボグサである。新発見!------→

  今日は、札幌ラーメン缶を持参。何でも今流行のカロリーオフのこんにゃくラーメン らしい。内容量は290g。物珍しさで、かみさんが買ってきてくれたものだ。それとオニギリ&生パイン。汗をたっぷりと流した後なので冷えた生パインは大変まうい。


12:00 ウツボグサ

14:12 御在所岳・山の家の水場・・・下山後、顔を洗いさっぱりとする。

湯ノ山絵野温泉希望荘---ラドン-ナトリウム-炭酸水素塩温泉
 平成14年3月に源泉を掘り直し、お風呂も改装されました。今時の水増しの温泉でなく、本物の温泉ですべすべのお湯です。鈴鹿スカイラインの入口沿いにある6階建てのホテル。広いフロアー、広い脱衣場に四日市市と菰野富士を眺められる展望露天風呂がいい。 貸しタオル付き500円です。バスタオルは別途、50円が必要です。
○ 三重県三重郡菰野町湯の山
○ 電話:0593−92−3181
○ 日帰入浴¥500
○ 鍵付きロッカー、シャンプー、ドライヤー
○ 営業時間 11:00−21:00
○ 休 館 日 / ホテルだから年中無休
なんでしょう
三重県勤労者福祉センター
   http://www.kibousoh.or.jp
<詳細は、Tel にてご確認ください。>

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※ この地図はカシミールを利用して作成しました。 実測ではありません、大雑把なイメージです。

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