front

天蓋山てんがいさん1527m   07/06/23  360度の大展望 岐阜県飛騨市神岡町山之村
(往復)山之村キャンプ場登山口→1380ピーク(雀平)→天蓋山 日本二百名山


next


                               
     雀平から見る、 遥かなる北アルプス、黒部五郎

 3週間ほど前に、天蓋山へ行きませんかとお誘いを受ける。行きそびれていた遠方の山でもある。行ける時に行っとかないとまたまた行きそびれてしまう。(^^;)  心配していた天気もあれよあれよと言う間の梅雨の合間の上天気・・・幸いというか、何とか予定を合せることができ参戦することが出来ました。それにしても、 運転は若いW君に任せた楽々登山ではあったが、各務原市から現地まで片道3時間の遠征は思ったよりも長かった!(^^ゞお天気に恵まれ、まだ行ったことのない北アルプスの山々を展望してきました。

ヤマオダマキ

 マルチメディア平成の風土記・岐阜からの引用文・・・
 天蓋山・・・「神岡町の市街の背後に屏風のように連なる尾根の中央に位置し、ひときわ高い頂きが天蓋山です。同町の桑崎山側からみた頂上の形が、仏像の上にかざす天蓋に似ているところからその名がついたといわれています。その独立した頂上からの眺望はすばらしいものがあります。白山、御岳、乗鞍岳、笠ヶ岳、黒部五郎岳、北ノ俣岳、薬師岳、立山、剣岳そして遠く白馬岳が見えます。」

天蓋山情報   地図はココをクリック     

《登り》 2時間  《下り》1時間


8:50 山之村キャンプ場入口

  キャンプ場の行止りに50台は停まれそうな広い駐車場がある。標高は約960m。でも誰も来ていない。意外! こんなに天気がいいのに・・・(^^; 


9:11 「天蓋山登山口」

 炊事場には、「天蓋山登山道」の案内板があった。頂上まで約2時間。思っていたよりも登り易い山のようだ。さて、今日はどんな山遊になるかな?


9:14 シラカバの登山道

  少し湿っぽい登山道沿いに大きな葉っぱを見つけた。どうやらこれがミズバショウのようだ。もちろん開花期は過ぎている。(^^; 登山道はなだらか・・・

 
9:24 沢に沿いの登山道

  小さな沢を二つほど渡って、更に登山道は続く。二つ目の沢は最後の水場のようである。快調に登って行き、大したことはないと思っていたら、なだらかな登山道は急に傾斜を増してくる。


9:55 急登が始まる

 足元が気になって花を探す余裕がないが、アカモノを登山道脇で見つけた。他には、ツクバネソウが少々・・・それにしても、先ほどから、セミの声が騒がしい。二種類のセミの声がするようだが、クマ鈴の音がかき消されて役に立ちそうにない。 クマに鈴の音が聞こえないのではクマッったな・・・(^^;

 早朝6時 の出発はやや遅めかな?今日は運転手任せである。(^_^;) 各務原から約3時間、双六渓谷から山吹峠を越え、山之村キャンプ場へ入る。少し進むと「夕顔の駅」があり、その奥に、天蓋山の登山口があった。トイレはここで済ます。


9:00 最奥の登山口前の駐車場

 登山口は、 駐車場のすぐ前。黄色いポストのある橋を渡るとキャンプ用の炊事場がある。下山後に顔を洗うのに丁度良い。


9:12 キャンプ用炊事場

 登山道は明瞭でシラカバの目立つ森の中に続いている。緑がきれいな木漏れ日の登山道は、有難いことに暑い日差しが避けられる。


ミズバショウ

  更に奥に入ると沢沿いの登山道となる。差し込む日差しも 地上まで届かない深い森のようだ。やっぱりクマ鈴は必要だろう。ウワバミソウが沢山見られるが、他に花が見当たらないのが寂しい。


9:39 二つ目の沢を横切る

 木の根っこの坂道を登る。この坂は、結構長い。(下りにその急坂の長さを思い知らされることになる。(^_^; )昨日までの雨でやや滑りやすい登山道を注意をして上がる。


アカモノ


10:00 
シラカバと青空 がきれいだ。


10:18 緑の登山道

  少し開けた場所に出た。ここが1380mのピークかな(^^?後ろを振り返ればようやく視界が開けた。山の向こうのそのまた向こうに残雪の山が見える。


10:25 最初のピークからの眺め

 少し下ってまた登り返す。またまた、展望の開けた場所にでた。さっきの所よりも展望が良い。どうもこちらが雀平と呼ばれる1380mピークのようだ。

  青空の中にスクッと立ち上がるシラカバが爽やかだ。坂の途中で休憩をとる。ピンクのタニウツギは終わりかけ。相変わらず緑の登山道が続く。これはこれで気持ちがいいのだが少し物足りない。(^^;)


10:25 最初のピークで

 登山口から1時間とちょっと。せきすいは初めて見る山だが黒部五郎岳だそうだ。正直、自分がどこにいるのかがまだよく認識できていない。(;^_^A


10:32 そして、雀平へ

 


雀平1380mにて・・・空が開け雄大な気持ちの良い飛騨の景色が広がる。

 

 
10:36 さて、もうひと登り・・・

  花の少ない登山道沿いでピンクの花を発見!花の少ない山で見つけた花だ。その上、今回初めて出会う花 でもある。カンゲキもひとしおである。(^^; 花の姿から察するにベニバナイチヤクソウかな?


10:51 
展望地

  3度目のアップダウンの後、ようやく頂上に到着。標識の周りには、展望板を兼ねたベンチが設置してあり、確かに360度の大展望だ! v(^o^)v

  少し開けた休憩地の雀平から、ひと登りするといよいよ頂上が近い。青い空 と緑の山が鮮やかだ。相変わらずのセミ時雨の山道を辿る。「あと30分」の案内板を見つけた。後、30分か?


ベニバナイチヤクソウ?

  雀平からは登り一辺倒の登りではない。2度ほどのアップダウンの後、少し開けた展望地に出た。生憎と山にはやや雲がかかっている・・・


11:00 天蓋山頂上・着


天蓋山頂上は、360度の大パノラマv(^◇^)v

2時間弱、緑のトンネルを抜け出ると大展望台が待っている。多分、切り開かれたものと思われるが

グルリと四方を見渡せる。展望板を兼ねたベンチで山座同定を楽しむ。

快晴の時は、11の百名山が見え、富山湾まで見渡せるそうだ。

一番乗りで頂上に立つ。暫くして、二組の登山者が登ってきたので写真を撮ってもらう。

 
 今日のメンバー3人          頂上はそこそこ広い


大日岳〜剣〜立山連峰〜薬師


         薬師    〜    北ノ股       〜    黒部五郎


槍の穂先が天を突く


笠ヶ岳は、なかなか姿を現さない。御嶽、乗鞍は雲の中・・・


三の峰〜 別山〜白山の稜線


レンゲツツジ?

  今日は登山者が少ないが、人の少ない山で人に出会うのは嬉しいものである。早速、A君は金沢から来たという登山者と話をしていた。 (^^;

  頂上に橙色のつつじが咲いていた。こんなに高い山で見るのは初めてだ。山ツツジでもなさそう。どうやら、これも初めて見るレンゲツツジらしい。


登山者と山談義

久しぶりの大遠征ではあったが、大展望を 大満喫してきました。(^◇^)v

やっぱ、山に来ると日頃溜まったストレスを忘れられ、癒されますね。だから、山は止められない。


INFORMATION  HOME Top

(往復)山之村キャンプ場登山口→1380ピーク(雀平)→天蓋山 

※カシミールを使って作成。おおよそのルート図です。正確ではありません。

 山之村地区は中河与一の小説「天の夕顔」にも登場し、キャンプ場には「夕顔の駅」という食堂(営業中)があり、ここで登山届けも提出できる。トイレはキャンプ場のを借ります。最奥に広い駐車場があります。シーズンオフは無料。天蓋山は、カエデの種類も多く、紅葉も楽しめるそうです。また落葉後の北アルプスの冠雪もいいらしい。但し、クマも出るそうですので要注意!

山帰りの温泉

◇四十八滝温泉  しぶき湯 遊湯館

 

岐阜県高山市国府町宇津江
毎週木曜日休館
Tel 0577-72-5526

大人 600円 大浴場と露天風呂
シャンプー、ドライヤーあり
単純温泉(弱アルカリ性低張性低温泉)加熱あり、毎日清掃換水方式

最新の造りで、満足のできるオススメの温泉です。宇津江四十八滝の途中にあり。

 

HOME Top 

SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送