朝、起きれば、抜けるような晴天。こんな日に出かけなくてどうする?(^^ゞ・・・ とは言うものの、町内の溝掃除と重さなり、朝からは出かけられない。11時に自宅を出発!少し遅いが、片道2時間の距離。運が良ければ、紅ドウダンが見られるかも・・・6年ぶりの二ツ森山へ行くことにする。 |
県道70号線にある百人一首 次々に現れる百人一首に目を止めながら(脇見運転にならないか?)スピードを出していては読めないのでスピードを出せない。(^^;やがて、二ツ森山が見えてきた。 切越峠・登山口 切越峠から間もなくのところにあるハンググライダー場への舗装道路(二ツ森林道)に入る。目的は、紅ドウダン。今日は、時間がないので二ツ森山登山口からの速攻登山である。駐車場 奥には綺麗なトイレも設置されている。
2分で「山頂まで400m」の標識。めちゃくちゃ早く着いてしまう。宮山に次ぐ、超楽チン登山だ。(^^;) それでも新緑の登山道は気持ちがいい。GWから出かけていないので嬉しい気分。 |
R41号線で白川まで。トンネルを抜け、1ヶ月前に出掛けた宮山を左に見ながら県道70号線をひた走る。この辺りは百人一首の里とかで、沿道に短歌が掲げてある。
県道70号線を道なりに走れば二ツ森山へ辿り着ける。まずは、杉の植林地の中の切越峠登山口を通過。 ここの登山口の手前には、以前より広めの駐車場が整備されていた。
駐車場のすぐ前に二ツ森山の登山口がある。ここからならラクラク登山である。約30分の手抜き登山、こんなに楽していいんだろうか?(^^ゞ この7合目の登山口から頂上までは560m。整備された登山用の階段が森の中に続く。
|
新緑の登山道・・・よく整備された登山道だ。
久しぶり・・・とは言っても2週間ぶりの登山。やっぱり緑の山の雰囲気はいいね。(o^_^)b
目に美味しい新緑のトンネルを潜り抜け、9分で「山頂まで200m」地点。ここは、東森山への分岐点でもある。6年前にはなかったと思う。帰りに寄ってみよう。 ここからが少々時間がかかった。 13:41 頂上手前の急登 しかし、ここまで来て引き返すわけには行かない。そのまま急登を駆け上がる。頂上への脇道を見つけて東の展望地に上がる。おやおや 、イワカガミがお出迎えである。展望地からは東面の展望が開けた。三角形の山は高時山か?続いて頂上へ・・・さて、紅ドウダンの具合は如何?(^^; |
6分で「氷餅の池」に到着。江戸時代に氷餅 を作った場所らしい。(氷餅=ついた餅を寒中に晒して凍らせ、それを乾燥し粉末にしたもの。)辺りにコバイケイソウが芽をだしていた。
「山頂まで200m」地点からは、 急に、急登に変わる。今までのような安易な登山道ではなくなる。少々、息が切れてきた。2週間も体を動かしていないとやっぱり疲れる。途中で鳥の写真家と出会う。花は見かけませんでしたが、展望はいいですよと声を掛けられる。 紅ドウダンは咲いていないのか?ちょっと、がっかり・・・(v_v)
|
13:56 頂上(西森山)からの展望。25分で頂上着。早い〜〜〜!(^^ゞ
頂上には誰もいない。独り占めである。
朝方、少し雨が降り周囲の視界がすこぶるいい。(^o^)/
展望を楽しんでいると、近くに住んでいるというお年寄りがコウモリ岩から登ってきた。
恵那山はどこにあるのか?と尋ねると南東のあの三角形の山だという。えっ!
今まで遠くから見る恵那山は丸っこいイメージがあったので俄かには信じられなかったが
赤い橋が見えるし、よく見れば天狗ナギやウバナギが見える。なるほど、あれが恵那山か!と納得。(^^ゞ
崖下を覗く
頂上の岩のテーブルからの展望はすこぶるいい。
岩の展望台は落ちるとちょつとヤバイくらいの高さがある。
恐る恐る、崖下をカメラで写してみました。(^^;)
お目当ての紅ドウダンはと言うと、まだこんな具合・・・またしても、少し早かったみたい!(^^;
6年前の紅ドウダンの赤絨毯の思い出が小生をここまで走らせた。
来週辺りが見頃になりそうかな?
笠置山が目の前に
「秋の紅葉も綺麗ですよ」と薦められる。伊勢湾が笠置山の右手辺りに見えるそうだ。
今日は、南アルプスの山並みも見え、説明をしてもらう。
久しぶりの雄姿にカンゲキ。頂上小屋から見る御嶽山
紅ドウダンを楽しむということはやや未消化に終わったが、春にしては珍しく展望が良い。
今回は、頂上小屋からくっきりとした御嶽山の雄姿が見られた
まぁ、来て、良かったかな。(^^ゞ
分岐から登って、下ってまた登って下ると東森山の展望台が見えてきた。ここからは北面から東面の展望が開けた。 御嶽山をズーム 展望台からも下山道が整備してある。どの辺りに出るか心配だったが、7合目の登山口の50mほど下の登山口に降り立つ。少し戻ればPである |
お年寄りに別れを告げて、下山する。もちろん帰りは、分岐から東森山の展望台へ。二ツ森山というくらいだから、二つの頂上は見ておくべきだろう。これは今回が始めてである。
視界を遮る余分な木立がないので、御嶽山がよく見えた。
|
前回のレポ ・・・ 01/05/16
切越峠手前の駐車場
↑車は峠から30mほど手前の道路端に止める。5台ほど止められる駐車場あり。
休憩所からは10分の急な下り道である。鞍部で赤いペンキの文字が見える大岩に出会う。岩の上から根を降ろしている桧が面白い。そして再び坂道・・・しばらく登った先の稜線上にも登山道を邪魔するように大岩が鎮座している。どれが大岩という場所なんだろう。(・_・?) 展望が利かないので、山道に山野草を探す。しかし、なかなか出会えない。唯一、竜ヶ岳でも見かけたエゴノキが白い花びらを登山道に散らしていた。
少し坂が緩やかになったなと思ったらまた桧林の坂道となり、展望のない二ツ森山の双耳峰の1160m地点に到着。「だなのシャクヤク群生地」という表示があるがそれらしきものは残念ながらどこにも見あたらない、途中で見かけた「山草木の採取禁止」の看板が空しい。(T_T) 「頂上へ⇒」という標識を直角に曲がりクマザサの刈られた山道を進む。薮漕ぎを心配していたが全く問題なし。
頂上付近は庭園のような雰囲気があり、まだ残るベニドウダンが彩りを添える。頂上の標識は大きな岩場の真ん中にある。岩場の直下からは裾野が付知川まで広がり、雲で遠望は望めないものの南に位置する岩山や笠置山が顔を見せてくれた。岩場からの180度の展望は見事!登ってきた甲斐があるというものだ。しかし、この岩場の上でお昼寝はやめた方がいいと思う。落ちたら助からないかもしれない高さがある。 ;^_^
昼食後、二ツ森林道からの登山口に降りる。やや急坂ではあるが20分で駐車場まで降りられる。(頂上までは約40分かかる。)立派に舗装された林道やトイレ、休憩所もあり、10台くらい止められる駐車場も整備されている。なお、切越峠までの舗装された林道歩きは辛いかなと思っていたが、1000mの高さにある林道の両脇には山の中では出会えなかった、青や白のコアジサイやタニウツギ、黄色いオダマキ、スイカズラ、その他にも色々な山野草が見られ疲れを忘れさせてくれた。
|
白川で国道41号線と分かれ、しばらく県道68号線を走った後、登山口のある切越峠までは県道70号線をひた走る。途中、行く手の右手に箱岩山が見えるはずだが生憎とガスが低く垂れ山容を隠している。お天気に恵まれない山遊は興味が半減してしまう。二ツ森山は大丈夫か?;^_^A 途中、奥新田林道からの登山口前を通り、各務原から約2時間半で切越峠に到着。
登山道はよく手入れされた桧の林の中を通る。少し前まで雨が降っていたようで、ガスが立ちこめている。念のためスパッツを用意。やや薄暗いしっとり湿った静かな山道をウグイスが道案内をしてくれる。雨が降らなければと思っていると間もなく急登が始まり、約30分歩いて、休憩所が設けてある一つ目のコブの上に立つ。はじめから、結構きつい登り道だった。;^_^A
鞍部から15分ほどで第一展望台の標識に出会う。稜線の山道から右手に少しそれた岩場からは、朝通ってきた裾野に牧場や別荘地らしきものが見える。更に5分ほど登った所にも同じ光景が見下ろせる第二展望台があった。頂上までの間に下界が見下ろせるのはこの2ヶ所のみであとは専ら桧林と雑木林の樹陰の山道を歩くことになる。夏でも暑くなく森林浴が楽しめそうだ。 1160m地点から10分ほど下った鞍部からはいよいよ二ツ森山の最後の登りが始まる。相変わらず路端に山野草は見られないが、時期を終えたイワカガミの群生地が所々にあり、霧で満たされた林の山道は幽玄の世界を演出している。緩やかな山道の途中にあるコウモリ岩へ(60分)の分岐を過ぎる辺りから少し明るくなってきた。頂上近くになると赤い絨毯を敷き詰めたような登山道が続く。残念なことに時期を逸したようである。きっともう少し早く来れば見事なベニドウダンが見られたはずである・・・
遠くから微かにカッコーの鳴く声が聞こえてきた。そのほかにも幾種類もの小鳥のさえずりが聞こえてくる賑やかな頂上である。また、頂上の休憩小屋には展望写真があり、天候さえ良ければ恵那山から中央アルプス、御嶽山を見渡せるようだ。但し、北面は小屋前の木立に遮られて展示写真のような展望はちょっと無理なような気がする。
切越峠までは約45分の道のりである。春ゼミが見送ってくれた。峠に着いたあと、ハンググライダー場が近くにあるというのでもと来た道を引き返し、見に行く。二ツ森山にはハンググライダーとパラグライダーの発進地が東面に整備されている。ハンググライダー場には誰もいなかったが発進場からは正面に高峯山(945m)そびえ立つ。展望もすこぶるいい。雲が多いのが悔やまれた。側の休憩小屋でA君の入れてくれたコーヒーを味わいながら今日の山遊を振り返る。 |
●アプローチ 白川から二つのトンネルを抜け、県道70号線をひた走る。奥新田を過ぎると間もなく奥新田林道からの登山口がある。更に峠まで登っていくと道路沿いに切越峠登山口の看板が目にはいる。 ●駐車場 切越峠の少し下に5台ほど止められる駐車場がある。登山口まではすぐである。 ●綺麗に整備された二ツ森林道の途中から短時間で登るコースもある。道路標識あり。近くにハンググライダー場もあり東面の展望が開ける。駐車場→頂上まで40分。 ●登山口 県道70号線の道路沿いの登山口は平成12年3月に設置された案内板が目印である。約30分で休憩所がある最初のコブの上にあがる。 ●大岩〜1160m地点 大岩は最初の鞍部にあり、しばらく登っていくと第一、第二展望台がある。この展望台以外からの展望は頂上までない。 ●1160m〜頂上 桧と雑木の山道が続く。多少のアップダウンはあるものの比較的歩き易い。 ●頂上 庭園ふうの趣のある頂上付近には、ベニドダンの木が多い。大きな岩の上にある頂上は南面が切り立った崖となっていて、足下から麓まで樹林が広がり、大変眺望が良い。。笠置山が右前方に見られ、晴れていれば恵那山や中央アルプスを望むことができる。01/05/16現在 |
SEO | [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送 | ||