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登山口まではしっかりと舗装がされているので普通車でも登ってゆける。終点の駐車スペースには6台程の先客あり。少し人出が少ない。早速、準備をして登り始める。 少し手前にも駐車スペースはあるにはあるが・・・(^ ^)
2時間ほどで登れる比較的やさしい山なのだが、かみさんは普段使わぬ筋肉を使って疲れたらしい。まぁ、他に好きなことがあればそれもいい。無理に押し付けられるのも迷惑だろう。 それにしても、新緑の山は気持ちがいい!
この山は、安山岩でできているのか、ややゴロコロした道が続き、先日の福地山と同様に登山道は極めて明瞭で迷うことなく頂上まで行ける。5合目辺りにアカヤシオがあると聞いていたが、少し遅いようで登山道に花弁が落ちていた。(^^; |
新緑の金山湖の外周道路を巡り、県道86号線の弓掛川沿いを遡る。「飛騨金山の森キャンプ場」を過ぎ、二車線の道が一車線となった先で、「簗谷山登山口←」の標識が目に入る。分かりやすいので間違えることはない。小橋を渡るとバイオトイレが設置されている。
石の階段を登り、暫くすると分岐である。今回は左手の南尾根ルートで登る。簗谷山は周回コースなのでまたここまで戻ってくることになる。前回は秋の紅葉を見に、かみさんをつれて来たのだが、それ以来、山に懲りたのか?二度と行きたいとは言わないし、聞かない。(^^;
さて、南尾根コースはブナの木ルートよりもややえらい?かなと思ったが、さほど変わらない。浅黄色の新緑が目に美味しい。
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登山道から簗谷山の頂上が見えてきた。7合目辺りまでのぼってきた。ほんのりピンク色をしたものはアカヤシオかな?
小鹿の涙は小さな滝だ。伏流水が地表に現れて再びそのまま地中に還る。小さな滝の水に手を浸ける。冷たいね〜。近くでよく見れば、滝に打たれたチャルメラソウ を発見!花を付けている。小さな花だが、植物性プランクトンのようなこの花も独特な姿形をしていて面白い。 |
6合目辺りまで登ってくると膝下くらいの高さのチシマザサが現れる。このササはクマザサの一種で縁が白くて背が低いのが特徴だ。視界を遮ることもなく 、見た目もいい感じのササである。
小鹿の涙で休憩。崖に沿ってチョロチョロとした小さな滝が流れている。明るい日当たりの良い場所でだ。案内標識も立つ。何でも、猟師に追い詰められた小鹿がお母さんと叫び涙を流した場所だとか・・・物語のその先は知らない。(^^;
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登山道沿いでフデリンドウとともに見つけたのがこの高さ2cmのスミレ。育ち損ねたのか何と小さなスミレなんだろう。かわいい〜!
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稜線の登山道も明瞭である。分岐がないので登山道を間違えることはない。(^_^; ここら辺りのアカヤシオ?ミツバツツジ?は、まだ蕾のまま・・・ちょつと殺風景だ。
案内標識の立つT字分岐を左に取れば頂上だ。四年ぶりの簗谷山である。先客2名。空はやや曇りで遠望はきかず。今日は望遠鏡も役立たない。 |
階段となった幅広の登山道を上がる。間もなく尾根が見えてきた。もう少しかな?大きく左に巻いて稜線に上がる。頂上が近くなってきた。
ここまで誰にも会わなかった。山へ来て、誰にも出会わないというのも寂しいものだ。話し相手がほしくなる。ところで、途中にあるはずの岳見岩の標識を見落としたみたい・・・(^_^;) 4年ぶりの頂上 |
簗谷山頂上の方位板 。いろんな山が見えますが、今日は遠望かなわず・・・
帰りは、ブナの木ルートを下りる。こちらの登山道は明るいチシマザサの道
快適なブナの木ルートの登山道。暫く、ブナの木のある緩やかな稜線が続く
チシマザサの明るい登山道を足早に下山するのは勿体無い。山の雰囲気を楽しみながら下りていくと、道沿いに幹をくねらせた木が目に付いた。まるでドラゴンのように見える。(^^ゞ |
ブナの木ルートを登ってきた前回は、登るのに一生懸命であまり周囲のことを気にしなかったが、下りだと風景を見る余裕がある。(^^; こちらのルートの雰囲気は好きだな。
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地を這うように幹をくねらせるコナラの木・・・竜の木とでも言おうか?(^^;)
のんびりと下山する
分岐到着 |
登山口到着 |
簗谷山を周回し、落ち葉の登山道は最初の分岐に合流。登山口まではあと少し。途中ですれ違った一行と同じ時間に下りてきたようだ。彼らものんびりと山を楽しみながら歩いてきたようで、簗谷山を十分堪能したことだろう。 |
登山口に着くと、一行のリーダーと思しき方が「山に礼!」と声をかけ山に向かって一礼をしていた。その気持ち、小生も同じ。そんな気持ちの方がいると思うと嬉しくなった。(^^;) 簗谷山もきっと喜んでいるに違いない。 |
出遭った山の妖精
ヤマシャクヤク発見!
ワチガイソウ・・・おしべが10本 クマガイソウ
(周回) 登山口→ブナの木ルート→簗谷山→南尾根ルート→登山口
●アプローチ |
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