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御池岳おいけだけ1247   コグルミ谷からタテ谷経由、鈴北岳へ  071028
≪周回≫コグルミ登山口→タテ谷→鈴北岳
  【滋賀県東近江市君ヶ畑町


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                                         タテ谷の紅葉は今が真っ盛り

 紅葉のシーズンは、春と同じで落ち着かない。あっと言う間に終わってしまうからだ。先週出掛けた白山スーパー林道の紅葉の次の山は?というと ・・・そろそろ低山の紅葉も気になる。HPを見ると御在所岳もそろそろのようだ。HP更新が遅れるのは仕方が無いとしても、ともかく出かけなければレポも書けない。(^^;  そこで、御池岳のオオイタヤメイゲツの紅葉が見たい!ということで、知り合いの紫さんに案内を頼み、御池岳の紅葉を愛でながら、ボタンプチまで散策することに・・・。 まずは、まだ歩いたことのないタテ谷を経由して登り、御池岳の紅葉を楽しみたい。


  地図はココをクリック

約8時間の徘徊(^^;

  【各務原発 】 5:30
 【天    候】 晴れ
 【コースタイム】
  7:29--鞍掛峠P・発
  7:43--コグルミ谷登山口
  7:58--タテ谷分岐
 10:00--鈴北岳--10:30
 11:20--夕日のテラス
 14:00--御池岳
 14:40--鈴北岳
 14:40--鞍掛峠P・着

※途中、足場の悪い所が何箇所かあり。通行に要注意!

 紅葉し始めた鞍掛峠の駐車場に車を停めて、コグルミ登山口へ

 
7:42 コグルミ谷登山口

 久しぶりのコグルミ谷である。深い谷の細道をトラバースしたり、大石の氾濫する谷を見下ろしながら慎重に通過する。 山に来たという雰囲気を味あうには十分である。まさか蛭は居ないだろうな?(^^;


7:58 タテ谷分岐標識

  タテ谷は初めは、急登を登り、急斜面をトラバースしていく。木立に掴まり、真っ直ぐに登るかと思えば、水平に歩いたりする。特に急斜面の場所では昨日降った雨で 滑りやすい。鈴鹿特有の崩れやすい山道である。落石にも注意が必要である。このコースは、登山者が少なく静かな登山道だが、初級者向きではないかも?登山道は辛うじて赤テープを拾うことで辿ることが出来るが・・・

  今日はピストンでは詰まらない。できるだけ沢山歩いて、紅葉を楽しみたいと鞍掛トンネルに駐車し、コグルミ谷登山口から登り、周回することにした。峠から登山口までは15分の舗装道路を下る。登山口前には、 早くも2台の車が停まっていた。


7:51 大荒れのコグルミ谷

  約15分でタテ谷分岐標識に到着。いつもなら通過して長命水に立ち寄るところだが、タテ谷は荒れていると聞いていて、今まで通ることのなかった登山道である。ここからは、初めてのルートを登る。知らないルートは未知との遭遇が楽しみであるが、大変かなと少し心配ながら、一歩遅れて今日の案内人の後を追う。


8:17 滑りやすい登山道だ。

オオケマイマイ

今まで見たことがない。文字通り毛の生えたカタツムリを発見!
HPで調べてみると、「オオケマイマイ」と言うらしい。
渓流沿いの礫中や、シダなどが茂る古生層や石灰岩地帯に多いそうだ。
本当は毛ではなくて、何故か殻皮が変形し発達したもののようで
鈴鹿特有のカタツムリかと思ったが、そうでもないらしい。

 
8:17 左手に植林地が現れた

 植林地に沿って登っていく。石灰岩は苔むしている・・・と、間もなく白い石灰岩が露出した谷に登山道が下りていく。どうやら、これがタテ谷のようだ。赤テープと赤ペンキを拾いながら 雰囲気の良い谷に入る。

  赤テープを拾い登っていく。タテ谷ということなので、谷を歩いていくものと思っていたが、ほとんどが急斜面の踏み跡の薄い登山道だ。暫くして、何故か左手が突然、植林地となり、 やっと登山道が明瞭になってきた。


8:39 
タテ谷に下りる

タテ谷に生えるトチノキ。黄葉が電気をつけたように明るい!


8:48 緑の苔むすタテ谷を詰める。

 谷に沿って登ると、鈴鹿らしい明るい二次林が現れる。このゆとりのある明るい二次林の雰囲気が好きだ。鬱蒼としていなくて適度に日光も林床に届きゴミゴミしていない静かな空間がいい。


9:22 谷の両側が色づき始める

 踏み跡の薄い登山道に落ちていた、赤、橙、黄、緑色の綺麗な落ち葉を紫さんが拾い集めてきてくれたので、写真を撮ってみました・・・柄の長い紅葉はオオイタヤメイゲツ だとか・・・。 春に歩いてみたら花はあるのかな?

  コグルミ谷のタテ谷分岐から約40分。突然、谷に出あったような感じだ。初めてのタテ谷だが、ようやく雰囲気が良くなってきた谷を遡行する。ここまで来ないとタテ谷は楽しめない 。(^^; 


静かな鈴鹿の二次林

  高低さも少なくなってきた登山道は小さな小川に沿って続く。川面にも落ち葉が浮かぶ。のんびりと歩きながら秋を楽しむ。タテ谷も悪くない。赤テープを見落とさないように!。


オオイタヤメイゲツの落ち葉

紅葉も徐々に色を増してくる。柔らかな木漏れ日の登山道を登る。

 
紅葉の絨毯を踏みしめる。

 ゆっくりのんびり歩いていると行く先にテープがない?・・・と思ったら、登山道は南に向きを変える。坂道の石に赤いペンキの印があった。 タテ谷は、赤テープと赤ペンキ、踏み跡が目印だ。

  足元には紅葉の落ち葉がいっぱい。踏んで歩くのが勿体ないくらいの秋色の絨毯。どんぐりも落ち葉に混じって落ちている。時々、倒木などもあり跨いだり潜ったりして乗り越えていく のも楽しい。(^^; 


9:34 南に方向を変えて登る。

オレンジ色に紅葉するウリハダカエデが鮮やかだ。


マユミの実

 谷は徐々に狭くなり、登山道と谷との区別がつかないくらいに細くなってきた。いよいよ鞍掛峠との分岐に近づいてきたのかな?


9:50 尾根の登山道に合流

 今まで紅葉を楽しみながら登ってきたタテ谷を振り返る。あの紅葉の下を歩いてきたのだ。鈴北岳はもうすぐそこだ。本日は快晴!鈴北岳からは恵那山から北アルプスまで見渡せた。

 青空をバックにマユミの実がピンク色に綺麗に色づいている。葉っぱの落ちた後の赤く熟したマユミも楽しみだ。マユミはこの御池岳で初めて見た。


9:46谷も狭くなってきた。

  時々、人の声が右手の稜線から聞こえてくる。いよいよ分岐に近くなって来たようだ。そして、見覚えのある標識が目の前に・・・(^^; 一気に駆け上がると周りの視界が開け、展望がよくなった。


10:00 紅葉するタテ谷を見下ろす。

 タテ谷分岐標識


鈴北岳からは、久しぶりに恵那山や御嶽山、乗鞍岳、北アルプスまで見えた。

とりあえず、ここまででもレポになるかな?(;^_^A ⇒  続きは、見たい人だけ

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