百々ヶ峰

三田洞弘法→最高峰→百々ヶ峰→西山団地

どどがみね
最高点417m

金華山を見下ろす尾根歩き【岐阜二百山】
【岐阜県岐阜市】02/1/19


  長良川を挟んで金華山と対峙する百々ヶ峰は、金華山よりも100mほど高く、岐阜市の最高峰である。また、頂上からは木曽川と長良川を同時に見下ろすことのできる展望地でもある。天気のよい日には金華山越しに伊勢湾も見えるらしい。近年、長良川ふれあいの森として登山道も十分過ぎるほど整備され、家族連れでも楽しめる山となった。
@三田洞弘法から A松尾池から(白山展望台経由) B松尾池から(岩場コース)


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【年 月 日】 1月19日(土曜日)
【天    候】 曇り時々晴れ
【山    名】 岐阜市・金華山
【メ ン バ ー】 K、A、せきすい
【コースタイム】 
12:08 キャンプ場・登山口
12:42 休憩所
13:07 管理道交差点B
13:17 最高峰展望台--14:20
14:46 百々ヶ峰
14:49 西の反射板--15:00
15:28 西山団地・登山口
 【所要時間】登り=約1時間20分
        下り=約1時間10分


市街地から見上げる百々ヶ峰


 
ふれあいの森・駐車場

  最奥の駐車場の北西角にある案内板からキャンプ場(トイレあり)へ向かう。いろいろな木々が植樹されているが何かアンバランスな気がしないでもない。静かな林の中の舗装道路を歩き、途中から右折して登山道へと向かう。振り返ると駐車場の裏にある広いラベンダー畑が見える。


整備された登山道

  登り始めて30分ほどで立派な舗装道路に出た。う〜ん・・・。これがウワサの道路のようである。この道路は北の四季の森から山を越えた南の古津まで無料のシャトルバスが通る道で、月に1〜4回、土日に利用されているだけのようである。 誰でも利用できるようにと配慮したつもりかもしれないが、少し違うような気がする。とりあえず道路沿いの休憩所で一休み。ここからは北面の景色が一望できる。 整備され過ぎるのも・・・


管理道路交差点・B

 舗装道路と別れ、白山展望地への登山道とは反対の木の階段を上がり散策道へ。やっぱり土の道がいい。今まで尾根に遮られて見えなかった南の景色が見え始めた。10分ほどで着いた最高峰には展望台が設置されていて南の展望が期待できる。頂上付近は刈り払われているものの、やはり一段高い展望台から見る景色はいい。


頂上から金華山を見下ろす

 昼食を終えて百々ヶ峰(西峰)に向かう。西峰へは昔からの山道と新たに整備された散策道がある。どちらを歩くかといえば当然、山道の方でしょう。何か取って付けたような 散策道はいただけない。同じ場所に2本も道は必要ないと思うのだが・・・ これも配慮?


百々ヶ峰・頂上

  西峰で出遭った人曰く、「百々ヶ峰は南の方が自然のままでいい」と、確かに人の手の入った自然は不自然だ。また、西峰付近は昨年の山火事の木々が黒焦げで痛々しい。
 西峰から尾根を降りてゆくと、途中に西山団地西端(岐山高校・裏)に出る登山道と岩崎諏訪神社に降りる登山道との分岐(標識あり)がある。今日は西山団地へ降りるので約30分かけて南のやや急坂を降りる。堰堤が見えてきたら間もなく麓の登山口である。西山団地の西の端、行き止まりが登山口。

  長良橋を渡り256号を北進すると右手に連なる山塊が百の峰をもつ百々ヶ峰。道路沿いのレストラン「ブロンコビリー」を右折し昔の名鉄電車道に合流して更に北進。右手に見える三田洞弘法の標識から田舎道をしばらく走る。山の裾野にある三田洞弘法の脇を通り、三田洞 ・神仏温泉の左手奥に広い「ふれあいの森・駐車場」が整備されている。(尚、 手前の管理棟で地図をもらえる。)駐車場は十分すぎるほど広い。


キャンプ場入口

  やや広めに整備された登山道へ踏み込む。登山道は思っていたよりも明瞭で広い。急斜面の登山道には柵が設置され、ジグザグと続く。疎林の中の小さな池にはバードウォッチングができる所もある。
 山道の所々から景色が広がり、駐車場や反対側の山の山道などが見下ろせる。


休憩所から見る北面の景色

 舗装道路を横切り登山道に戻る。 山に来て舗装道路歩きはちょっと・・・と再び、舗装道路に上がる。そのまま登山道を歩くと尾根道に出るようだが、今日は、百々ヶ峰(西峰)から西山団地に下りる予定なので、ここからは白山展望地の下にある峠の管理道路交差点<B>まで舗装道路を歩くことにする。麓の駐車場から約1時間で最高点への分岐でもある交差点・Bに到着。


最高峰にある展望台

  金華山を見下ろす角度 で広がる展望は見事。長良川と木曽川の二河が同時に見えるのはここだけかもしれない。晴れていたらもっと素晴らしい景色が見えることだろう。


登山道と整備道

 2本の山道は時に合流したり離れたりしながら、またアップダウンを繰り返しながら、百々ヶ峰へと続く。尾根道からは雑木林越しに南と北の景色が垣間見えるが、広い散策道が気になる。やがて百々ヶ峰(西峰)頂上についた・・・が展望はよくない。先に進むことにする。西峰からは本来の山道となり、正直ほっとした気持ちにさせられる。西峰からすぐに一つ目の反射板だがここもあまり展望が良くない。二つ目の反射板の方は正面に金華山が見下ろせる展望地である。


西山団地・登山口

百々が峰          最高峰    

金華山から見る百々ヶ峰


岐阜市の加藤さん
 山旅人 
 久しぶりにこのコーナーに登場していただくのは百々ヶ峰・最高点で出会った諏訪山団地の加藤さん。写真を撮ってもらったついでにお話を聞きました。
 家族みんなで近辺の低山=金華山や各務原の三峰山、権現山、金毘羅山のある迫間不動などに出かけ自然に親しんでいますとのこと。幾つもの聞き覚えのある山の名前が出てきたのできっとアクティブなご家族なのでしょう。お子さん達も小さいうちから山の自然に接することができ、きっと逞しく成長されることと思います。小さなうち に体験したことは、いつまでも忘れないものです。これからもご家族で山登りを楽しんでください。  Have a nice day !
 三田洞神仏温泉
 
三田洞弘法のすぐ側にある温泉です。今回は午後から登り始めたので閉館時間の午後4時に間に合わず残念ながら入れませんでした。百々ヶ峰の麓にある公営の温泉で、長良川温泉のひとつ。300円で入ることができ るそうです。汗を流すのに、ちょうど良いところにある。
○利 用  料 300円
○利用時間 午前10時〜午後4時まで
○休 館  日 毎月1日と、毎週水曜日がお休みです。

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達目洞→東坂HC→岐阜城→鼻高HC→西山→達目洞

アプローチ長良川の北に広がる山塊が百々ヶ峰である。R256号を北進し、 旧電車道を走ると右手に三田洞弘法の標識が出ているので、それに従う。
ふれあいの森百々ヶ峰一帯は公園として整備がされている。登山口前には200台くらい止められる駐車場もある。手前の管理棟で地図が手に入る。
最高峰百々ヶ峰には幾つかのハイキングコースを楽しむことができ、最高峰からの景色も満足できるもの。金華山を見下ろせる。西峰本来の百々ヶ峰。最高点からは尾根歩きで行ける。展望は西の反射板の方が良い。(反射板は2箇所ある。)ここからは普通の登山道となる。途中に松籟団地に降りられる登山道があると聞いたが確認できず。

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