百々ヶ峰&源太峰

松尾池→百々ヶ峰→源太峰→北岐阜変電所

どどがみね
417m
げんたみね
228m

≪ 百々ヶ峰から源太峰・低山縦走 ≫

【岐阜二百山】【岐阜県岐阜市】05/03/06


 各務原の低山歩きに少し飽きてきたかなぁと思っていた? ちょうどそこへK氏から「百々ヶ峰から源太峰までの縦走をしてみないか」というお誘いがあった。今まで、誕生山〜天王山、猿啄城〜大岩不動、矢坪ヶ岳〜今淵ヶ岳、伊吹北尾根、鎌尾根、養老山などの縦走をやってきたが、 低山とはいえ登り口と下山口の違う縦走なら少々面白そうだ。痛めていた足の具合も良くなってきたようだし、少し興味も湧いてきたので参加することに・・・それにしても、百々ヶ峰から源太峰が稜線で繋がっているとは知らなかった。(;^_^A  思っていたよりもいい感じでした。



  地図はココを
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 【所要時間】
5時間(休憩含む)

 

【年 月 日】 3月6日(日曜日)
【天    候】 晴れ
【メ ン バ ー】 4名
【コースタイム】 
 9:30 松尾池下・登山口
 9:53 崖下        
10:05 岩のテラス----10:13      
10:30 百々ヶ峰----10:54
11:00 峠のWC
11:20 白山展望台
11:30 分岐(藍川北中の案内板)
11:51 尾根に上がる
12:04 鳥居のある峠
12:04 岩井峠----12:12
12:36 赤い鉄塔----13:23
13:30 警察学校分岐
13:42 源太峰
14:15 北岐阜変電所
14:25 駐車場


源太峰稜線から見る百々ヶ峰・最高点

@三田洞弘法から A松尾池から(白山展望台経由) B松尾池から(岩場コース)

 
松尾池堰堤下の駐車場

  松尾池には沢山のカモがいた。餌でももらえると思ったのか、畔を通ると近くまで寄ってきた。池の奥の休憩所の前にはオシドリも何羽かいて、カメラマンが写真を撮っていた。


赤い矢印が目印

 松尾池から百々ヶ峰頂上までは一本道の登山道で、約1時間である。他のルートで、マウンテ ンバイクで頂上まで登ってきていた若者見て、君らはスーパーマンだと年配の登山者がしきりに感心していた。(^^; 展望台に上がると、御嶽山が見えた。もう少し、晴れていたらね・・・


百々ヶ峰の三等三角点

 下山口の北岐阜変電所に帰りの車を置き、百々ヶ峰の登山口に9時到着。きっと駐車場は満車だろうなと思っていたら案の定、堰堤の上の駐車場に入れず。やむなく 堰堤下にある駐車場に停める。こちらは5台ほど駐車可。歩いても知れているので、まぁ、いいか〜(^^ゞ


松尾池のカモたちが寄ってきたよ。(^^;

  今日は、最短ルートで百々ヶ峰に上がる。昨年、美濃のTさんが消えかかった岩場の登り口の目印を書き直してくれたので、よもや間違うことはないだろう。 このルートは、百々ヶ峰のアルペンルート?いや、うわさによると、もっと厳しいコースもあるらしい。(^_^;


百々ヶ峰
から見る御嶽山

 百々ヶ峰頂上に着き、Kさんがコーヒーをいれてくる間に、御嶽山の方角が気になった。  以前に「三角点の石柱の側面の文字面は、南を向いて おり、その頭頂部には+が彫られていて、方位を表しているそうだ。」と紹介をしたことあるが、それを確認しようと頂上の三角点に方位磁石を置いてみた。すると、どういう訳か期待に反して、必ずしもそうではないみたい ・・・(;^_^A  【  + 】 の方角はずれているし、側面の文字は東面に彫られている。ちなみに、源太峰の三角点で確認したところ、それは聞いていた通り だったので、百々ヶ峰の三角点がおかしいのかも。(・_・?)



百々ヶ峰から見下ろす三田洞、背後の山々もいいね〜。                        源太峰↑


白山展望台の手前から鉄塔巡視路へ

  ちょっと淋しい感じの雑木林の中を10分くらい下りてゆくと、間もなくT字路に行き当たる。このT字路には、手作りにしてはなかなか良く出来た藍川北中 生徒・製作の立派な案内板が立っていた。左に行けば源太峰のある三田洞、右に行けば小町滝登山口とある。


踏み跡薄い、バリルート

 まもなく稜線の登山道と合流し右手へ進む 。源太峰へ向うには、鉄塔のナンバー標識が14 ⇒ 13と若返っていくのを確認しながら北へと向かう。 (尚、左に上がっていくと、薮漕ぎをして権現山・社のある付近に上がれるらしい。 「直登、危険」との注意書きがある。このルートを辿ったK氏がつけたものである。)


石の鳥居

  百々ヶ峰の最高点を後に、少し下にある舗装道路(WCあり。)を横切り鉄塔の建つ隣の権現山に上がる。ここからはほぼ下りのルートで白山展望台へ下りる。そして、白山展望台の手前にある藍川北中生徒の建てた標識から下りてゆくと源太峰へ行けるらしい。この登山道は、鉄塔巡視路でもあるようだ。


藍川北中の生徒の作った立派な案内板

 T字路から一度、登った後は下り道となる。巡視路でよく見かけるプラスチックの階段を過ぎ、更にその先をどんどんと高度を下げてゆく。やや急斜面の心細い登山道となる。 幾つかのトラバース気味な箇所もあるので足元に注意を要する。鞍部まで下りると、再び登山道は尾根に向って高度を上げていく・・・


登山道は鉄塔巡視路

 このT字分岐からは静かな稜線歩きとなる。登山道には赤テープはないが踏み跡は明瞭である。分岐から間もなく13鉄塔の下を通り登山道はその奥へと続く。 なお、この辺りは、樹木が茂っていて展望はない。更に先に進むと、石の鳥居のある峠を通過する。すぐ傍らには野仏が佇む。稜線と直角に交わる参道が 、麓から続いているようである。展望のない登山道沿いで山ツツジの赤い蕾を見つけた。そろそろ里山にも春が近づいてきているようだ。
 突然、目の前の展望が開けた。展望がないと思っていただけにひどく、感激!(^^ゞ白く輝いているのは能郷白山か?。↓(下の写真)


突然、登山道の前方が開け、正面に白く輝く能郷白山(?)がみえた。


岩井峠と言うのかな?

 稜線の登山道は明るく気持ちが良い。所々で見通しが利き、麓の町並みなども見下ろせる。樹間を通して、次の目的地である特徴のある源太峰が見えてきた。そして、先に進めば進むほど展望も開けてきた。思った以上に展望がいい。これは お薦めだ。v(^0^)

  携帯電話のアンテナを過ぎると、ひょっこりと舗装道路に下りる。加野団地から岐阜薬大方面に抜けられるようである。手作りの木のベンチなどが置いてあり、ここらでちょっと休憩しよう。 登山道は、道路を横切り先へと進む。


明るい稜線の登山道

                    源太峰                      .      

中央が、源太峰。紅白の鉄塔を経由して行く。


百々ヶ峰を背にして

 適度なアップダウンと高さ、そして見渡すことの出来る稜線のトレッキングは、登山初級者には丁度良いハイキングコースである。福富トンネルの上を通過して、紅白の鉄塔に到着。ここにて、昼食とする。ここからは東西の展望が得られ 、西に城ヶ峰、東に各務原丘陵や先日登った権現山が見渡せた。

  源太峰へは前方の紅白の鉄塔を経由して行くらしい。展稜線からの眺めは益々良くなり、「あれが○○だな。」などと、実物大のジオラマを見ているようで面白い。後ろを振り返ると、歩いてきた稜線と百々ヶ峰が遠くに見える。随分と歩いてきたものだが、今日は、それほど疲れもない楽ちんコースである。(^^ゞ 

赤い鉄塔


西に見える城ヶ峰


東に見える各務原丘稜&岐阜権現山と各務原権現山(中腹に見えるのが岐阜クリーンセンター)


源太峰の途中、北側から見る百々ヶ峰


赤松の登山道

  一度、小ピークを越えると間もなく源太峰が正面に見えてくる。紅白の鉄塔から約20分である。(なお、源太峰の頂上手前・右手にある枯れ木で塞がれた分岐は、北岐阜変電所へ続く鉄塔巡視路である。帰りは、このルートを使わせてもらう。


源太峰・頂上

 源太峰の頂上に登ってくる途中にあった巡視路で、北岐阜変電所に向う。植林地の中のワイルドな山道で、黄色い巡視路の案内を頼りに下山する。変電所が見えたらもうすぐだ。


下山口の2鉄塔

 北岐阜変電所の付近には駐車場がないので道路脇に駐車する。長閑な早春の一日、思っていたより楽しめる低山ハイクでした。
 土手には気の早いタンポポの花が・・・

  鉄塔巡視路のため鉄塔巡りしているような気もしないではないが (^^ゞ、そこそこの展望もあることだし、まぁ、良しとしよう。 (^^;)
  源太峰付近は赤松が多く、マツタケ山でもあるのでシーズン中の入山には注意を要する。取るつもりがなくても、入っただけで罰せられる等と書いた注意書きがあった。


北岐阜変電所へ下りる鉄塔巡視路

 源太峰の頂上は、聞いていた通りの薮の中で、展望はなし。三角点にタッチをし、写真を撮って引き上げる・・・(^^ゞ 


登山道から見える変電所

 ブ〜ンと唸る変電所の音が不気味・・・(^^ゞ 鉄塔は、bQで終わる。その先で道がなくなるが、そのまま真っ直ぐ進み、側溝沿いに右手に行けば林道に出られる。


変電所前の道路脇に路上駐車

低山歩きの魅力?各務原丘陵を歩いてみても思ったことだが、手軽に汗を流せること、
眼下に故郷が見下ろせること、そして周辺の展望が得られることが楽しい。
身近でもこんな景色が見られるんだという発見がある。
この縦走路に名前をつけるとしたら・・・と問いかけたら、北岐阜縦走路という返事が返って来た。(^^;)

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松尾池→百々ヶ峰→北岐阜縦走路→源太峰→北岐阜変電所

アプローチ
 長良川の堤防道路を走り、松尾池から流れ込む小さな川に沿って北上する。「平野屋」の看板が目印となる。ちなみに「平野屋」はウナギ屋さんだそうです。噂では、結構、旨いらしい・・・
松尾池
 
川沿いの道路の突き当たりが岩船荘で、松尾池の手前に小スペースの駐車場がある。5台程度が限界。更に下流には、公園や駐車場が整備されている。
最高点
 百々ヶ峰は幾つかのハイキングコースを楽しむことができ、展望台のある最高点からの景色も満足できるもの。金華山を見下ろし、濃尾平野を一望できる。
岐阜北縦走路入口
 
白山展望台のすぐ上に 入口がある。標識あり。ちょっとバリエーションルートといった山裏の登山道。
尾根のT字路
 藍川北中・製作の案内板を経て、尾根に上がる。尾根道に合流し、そこからは稜線上の登山道となる。
≪権現山へ向う稜線の登山道は間もなく薮となる。≫

展望
 岩井の「峠」から源太峰までの間の所々で左右の展望が得られます。

北岐阜変電所
 特に駐車場等はないので入口手前の路肩に駐車する。こちらの林道はゲートがあり、車の進入不可。


※ この地図はカシミールを使って作成しました。

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