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瓢 ヶ 岳 ふくべがだけ  1162m  070114    岐阜百山 【 岐阜県美濃市】
(周回) トイレ前登山口→骨ヶ平→瓢ヶ岳→展望台登山口  雪少なめの瓢ヶ岳


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  先週、今年初めてのスノーシューを試したがもう少し歩き回りたい・・・今日は久々に天気が良い。今年は例年になく雪が少ないが、一昨年初めてスノーシューを試した瓢ヶ岳 にどれくらいの雪が積もっているかが気にかかる。できれば今年も・・・(^^; R156号線、関のマーゴの手前から北に向かって下りていくと正面に1000m級の瓢ヶ岳の稜線が見えて きた。左端は高賀山である。やっぱり、今年は雪が少ないのか?あまり白さが見られない。果たして、瓢ヶ岳の雪は・・・
      
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【天    候】 曇り時々晴れ
【メ ン バ ー】 単独
【各務原発 】  9:00 
【現 地 着 】  9:55
【コースタイム】 
10:05−登山口
10:35−T字分岐
   11:00−骨ヶ平
 11:25−瓢ヶ岳−−−12:00
12:05−T字分岐−−12:30
12:46−展望台分岐−12:56
   13:13−展望台登り口・着
13:16−駐車地点
【所要時間】 
○登り・約1時間半
  下り・約1時間


    稜線から見る瓢ヶ岳


 
9:55 登山口前の駐車場

  スノーシューは諦めて、アイゼンを着用したが、このアイゼンも暫くはあまり用をなさない。融けずに残った雪道を探しながら登っていくことになった。登山口には3台ほどしか車はなかったが、上の駐車場にも5台ほど停まっていた様で、途中で20人ほどの登山者に出会う。


10:12 瓢の巨大尻

  自然林の中を更に高度を上げていくも相変わらず雪の量は少ない。日当たりの良い南の登山道にはほんの少しだけ雪が残るだけである。カチカチとアイゼンを鳴らしながら登る。


10:35 T字路分岐

  赤テープと黄色い板を追いかけながら雪山を登る。登山道は所々で沢を渡る・・・というか登山道が沢になって雪融け水が流れている。登山道が無くなったと思ったら、沢が登山道なのである。(^_^; この登山道は、右手に青空が見えてきたら尾根に近くなる。


11:00 骨ヶ平・分岐

  分岐で休む間もなく単独行さんが先を行く。年齢は同じくらいなので負けずに着いて行くことにした。変なところでライバル意識が湧いてきたものだ。 (;^_^A 暫くは、なだらかな登山道だから、まぁ何とかついて行ける。左手の植林地が切り開かれて、前来た時よりも登山道が明るくなっていた。


11:06 正面に瓢ヶ岳

 最低鞍部からはいよいよ最後の登りである。今日は3年前のような馬力が出ない。年を取ったからかな〜?(^^; こんなんで2週間後の各務原アルプスの縦走は 大丈夫だろうか(^^;?
 以前はなかった「頂上まで500m」の標識を過ぎる。 登山道は大分整備されているようだ。

   片知渓谷を遡り、登山口までの舗装道路は2WDでもどんどん問題なく登って行けた。一昨年と比べたら雲泥の差である。(^^; せめて、先週の蕪山程度の雪があればと思ったが・・・登山口前の雪はかなり融けていた・・・ということはスノーシューは使えない? 残念。(T-T) 標高約550mの登山口前でこのくらいだから、頂上はどれくらい残っているだろうか・・・


10:05 瓢ヶ岳登山口

  瓢ヶ岳は3年ぶりに登る山である。3年前も1月に登っているが、 今日よりも雪に埋もれていた。これが、この3年間の地球温暖化による影響ならこれは異常事態である。少々心配になってくる・・・。登山道を登り始めて、誰が名づけたのかは知らないが、「瓢の巨大尻」という杉を見つけた。確かに前からあったよな !(^^; 


10:25 登山道の雪は大分融けている

  約30分ほどでT字路分岐の案内板に出会う。ここまで来るとようやく辺りが雪山らしくなってきた。(^^; 瓢ヶ岳へは、案内板の左手からテープを拾いながら植林地の中へと入る。踏み跡がしっかりと付いているので迷うことはない。


10:50  結構長い谷の登山道です。

  各務原からの単独行さんに先を譲って後に続き、尾根の骨ヶ平分岐に上がる。積雪量はここらで20cmくらいか?青空が見えるから、今日は御嶽山が期待できるかな?

なだらかな稜線の登山道

  春なら全然見えないのだが、ピークまで上がっていくと樹間から瓢ヶ岳が見えてきた。この辺りまでくると、クマザサも雪に埋まり、持って来なかったスノーシューが楽しめそうだ 。そして、ピークから一度30mほど下って登り返す。


11:11 「頂上まであと500m」の標識


11:22 最後の登り。幅広の登山道だ。

青い空と白く広い登山道を登っていく。所々で階段の丸太が顔をだす。

明るく気持ちがいいが、T字路分岐から休まず上がって来たので息が少々切れてきた。

正月休みがあって少々体が重い・・・メタボリック症候群という言葉が脳裏をよぎる。(^^;


11:24 奥瓢との分岐、瓢ヶ岳は右へ ・・・・・・・約1分・・・・・・・・・・→  11:25 瓢ヶ岳頂上に到着

頂上の積雪は50cm、6人ほどの先客があり賑わっていた。展望を期待したのだが・・・


御嶽山と小秀山・・・遠くは雲が多いので見えにくい。

頂上の大きな標識に括りつけてあるポストを覗くと晴れの日の展望写真が入れてある。

生憎とよく見えないので、写真を見て見えたつもりになる。(^^ゞ


お隣の高賀山の方が雪が多いのかな?高賀山まで行くのはちょっとえらい。(^^;・・・12:00 下山開始


沢を渡らない下山ルート

  途中の分岐から登り返す。正直、下山時に登り返すのは辛いものがある。とは言え、一度は寄ってみないことには話にならないので我慢をして登る。5分ほどで1000万円の展望台に着いた。 この展望台から更に上に登山道が続いていた。どこかにここへ降りて来る登山道があるようだ。(^^; 展望台からのこんな感じ・・・

  T字路分岐まで下りてきたら麓の登山口まではあと少しだ。登ってきた登山道と同じ道を下るのも芸がないので、沢を渡らない下山ルートで下りることにした。途中には、まだ行ったことがない展望台がある らしい。まだ時間があるからついでに寄ってみることにした。


展望台


展望台からの展望

展望台から下りて行くとコーヒーの香りがしてきた。どうやら、駐車場の休憩所で休憩をしているらしい。


13:13 展望台コース入り口


キャンプ場小屋と南岳〜片知山の稜線(展望台ルート登り口付近から)

一期一会

  賑わう頂上でお会いした岐阜からのご夫婦。ご主人は、62歳の時から山登りを始め、10年の山暦をあるそうだ。瓢ヶ岳からは御嶽山や中央アルプスが見渡せるが、北も南もほとんどの山を登られたとのこと。燕から常念まで、普通2泊するところを1泊2日で縦走したこともあるらしい。せきすいも山暦は同じくらいあるがまだ全部は登っていない。(^^ゞ 癌の手術をした後、山登りを始めたことで肝炎や高血圧が知らないうちに治ってしまったと笑いながら仰る。山登りは、健康のためになるんだと再認識!確かにお二人とも若々しい。(^^;

帰りのお風呂は、武芸川温泉。

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(往復、一部周回)

瓢ヶ岳登山口→骨ヶ平→瓢ヶ岳→展望台登山口

アプローチ
  板取川上流、谷戸から片知川さかのぼり、方知渓谷ふくべの森へ。道路は奥まで舗装されている。トイレそばに駐車場(5〜6台)がある。その先にもキャンプ場の小屋と駐車場(10台以上)がある。 冬季は、トイレ使用不可。
登山口  
  トイレ前の駐車場から20mほど下に登山口がある。100mほど上のキャンプ場小屋の前には展望台コースの登り口があり、どちらも途中の十字路で合流する。

骨ヶ平 十字路分岐からは植林地の中の登山道を歩き、谷から急坂をへて尾根に上がると骨ヶ平の分岐となる。右へ行くと見晴らし台のある南岳。左に行くと瓢ヶ岳である。
瓢ヶ岳 骨ヶ平分岐からは稜線歩きとなる。一度なだらかなコブの上に上がり、鞍部へ下る。再度登りなおし、分岐標識をみぎにとると程なく瓢ヶ岳頂上である。高賀山〜御嶽山〜南岳の展望が開ける。直ぐ南にある今淵ヶ岳は木立に遮られて見えない。(展望コースからは今淵ヶ岳がすぐ前に見える。)
展望台コース 「ふくべの森」上部にあるキャンプ小屋の上に展望コース登り口がある。駐車場もあり、シーズン以外は空いている。登山口の案内板あり。 途中にある展望台からは片知渓谷を見下ろすことができる。

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