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岩ヶ峰920m〜八風峠  滋賀県東近江市杠葉尾町】   071224  
(周回) 八風キャンプ場→岩ヶ峰→中峠→八風峠→登山口  


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稜線の登山道から見上げる霧氷をまとった釈迦ヶ岳

  仕事に追われる毎日にストレスが貯まりっぱなし!(;><) 山で少しでも発散というか、山から元気をもらいたい・・・(^^;) さて、山へ出かけて新しい発見があるのは、行ったことのない初めての山である。 年末の今回は、 リンク先の山彦さんが時々歩かれている鈴鹿の三池岳へのバリルートである。このルートに以前から関心を持っていた三重チームが挑戦するという話を聞いて、 その山行にドタ参することにした。勿論、せきすいは始めてである。岩ヶ峰を経由する稜線までの登山道は、踏跡薄くきついルートだった。
           【!!お出かけの節は、十分な下調べをするか経験者と同伴でないと難しいです。】

 地図はココをクリック      


8:40林道入口-8:51堰堤-
 


9:10 急登が続く

 急斜面の登山道は、踏み跡薄く、時々現れるテープが頼り。斜面にはイワカガミやイワウチワが多く見られた。(ハート型の葉は、イワカガミらしい。)その他にも、石楠花やバイカオーレンなども見られる。春先は、さぞ賑やかな山行が楽しめるに違いない。 鈴鹿特有の風化した花崗岩のザレ場は下手に触るとボロボロと崩れるので要注意!


9:53 岩ヶ峰が見えてきた。

  鏡岩とおぼしき岩場を慎重に登り、踏み跡を辿る。それにしてもかなりマニアックなルートだ。この後、踏み跡が薄くなる。支尾根に沿って登るのが正解だが、途中からかなりきわどい踏み跡を慎重に通過する。(;^_^A そしてようやく、シャクナゲの岩ヶ峰 920mに上がる。


10:50 ?池

新しい傷痕発見!Oh my God!\(◎o◎)/ 誰かの悪戯?と思って見ていたが、傷跡の数を1、2、3・・・と数えてみると5本ある。イノシシや鹿が攀じ登った訳でもあるまいし・・・ひょっとして、クマ?かもしれないと紫さんが言う。鈴鹿にはいないと聞いていたが・・・慌てて鈴を付ける。(^^;)

  岩ヶ峰へは八風キャンプ場近くの登山口から登る・・・といっても、登山道はあるかないかのような踏跡薄い登山道で、地図を見ながらルートを探すようなもので、一人では心もとない。ここは、山勘の鋭い紫氏に先行を務めてもらい、着いて行くことにする。林道から沢沿いに上がり、行き止まりの堰堤から左手の尾根に取り付く。


9:27 ザレ場通過

  明瞭な登山道だと思っていたら、イノシシの糞が登山道の真ん中にかためてしてある。ここは、登山道というより獣道でもあるようだ。(^^; 1時間ほど登ってきただろうか? HPで見た岩ヶ峰が見えてきた。鏡岩も見える。晴れの予報で出かけてきたのに頭上はガスっている・・・


10:37 岩ヶ峰に無事到着

  岩ヶ峰で一休憩。相変わらず空が晴れないが、ここから釈迦ヶ岳に続く稜線が長く行く手に横たわっている。稜線までは更にひと登りが必要だ。稜線の取り付きの鞍部で小さな池に出会う。何と言う池かな?何となく和ませる光景かなと思って写真を撮るために右手に回り込み・・・木につけられ た


 木につけられた(^(エ)^)の爪痕?

暖冬で眠れないクマがきっといるのでしょう。しかし、紫さんの冷静さには感心する。

鈴を付けた後は早々にその場を立ち去る。その先で踏み跡が乱れていて少し迷ったが

支尾根に沿って急登を登っていくのが正解。稜線に上がる手前にロープが取り付けてあった。

この 急登に、膝が抜けそうになる。(^^;) ロープに掴まりながら、雪の残る滑りやすい急登を登る

と ・・・先に稜線に上がった紫さんの叫び声が聞こえる。クマの姿でも見たのかな???(;^_^A

 

11:16 ようやく稜線に上がり辺りを見回すと目の前には、今年初めての霧氷の林が・・・(^O^)v

Wooh〜!苦労した登りのご褒美としてはGooD!d(^_^o) 陽の差してきた霧氷の林をしばらく鑑賞

 ここからは、釈迦ヶ岳には寄らずに八風峠に向かう。

11:30  落葉したブナ林と霧氷・・・いい雰囲気の冬の景色だ。


11:40 下界を見下ろす展望ルート

  稜線を休まず下ること30分。右手下に剥き出しの山肌が見下ろせた。あれが噂に聞く”段木”のようである。稜線からは100mくらい下に見える。その向こうには、三池岳の稜線が連なる。


11
:50 
段木への分岐

  たおやかな稜線という表現が正しいのかどうか分からないが、登山道から見える小さなアップダウンを繰り返すのびやかな稜線上の登山道は、気持ちがいいですね。こんな風景に出会えるとは思わなかった! 得した気分である。

  稜線の登山道は快適に高度を下げていく。冬枯れの稜線からは所々で海側の展望が開ける。ようやく雲も取れてきて、下界を見下ろせるようになってきた。写真を撮りながら、どん尻で前の二人を追いかける。 実にいいコースだ。


11:48 
段木を見下ろす

  歩きやすい稜線の登山道からの景色を楽しみながら歩いていると、黄色い標識の段木の分岐に出会う。急登を上がってきたから、さすがに段木まで下りていって登り返す気になれ ない。一度は寄ってみてもいいが、今日は通過するのみ。(^^;) 


12:04 たおやかな稜線?

立ち木の少ないのびのびとした稜線からの景色に二人の気分も若返ったようだ。(^^ゞ

風を避けられる窪地に陣取り、広がる展望を見ながら昼食。


13:16 南峠

 幸い、風も無く穏やかな稜線を歩く。仙香山の仙香池に寄るつもりが登山道をそのままに来てしまったようで見つけられず。次回かな?展望の良い稜線を振り返ると、釈迦ヶ岳が見える。いつか、この稜線を歩いて釈迦ヶ岳へも行ってみたいと思った。

 昼食を済ませて、八風峠を目指す。木立の少ない稜線からの展望は相変わらずいい。(o^_^)b
 中峠の手前で南峠の標識に出会う。ここからは西に向かって踏み跡がある。鈴鹿には何度も足を向けているが、まだまだ知らない所がいっぱいあるようだ。楽しみは、尽きないということか?^_^;


13:22 釈迦を振り返る。

 

13:25 ピークを越えると竜ヶ岳が現れた。竜ヶ岳の背後には、白く冠雪した御池岳が見えた。

初めて見る景色は、目を楽しませてくれる。

三池岳から続く凸凹の稜線歩きも面白そうだ。好奇心は尽きない。(^^ゞ

右手の段木が同じ高さに見えてきた。その奥は、登ってきた岩ヶ峰の稜線

ダイナミックな景色だ!それにしても、久しぶりの急登だった。(;^_^A 

 

 13:30 八風峠            14:42 下山口

無事に 鳥居のある八風峠に到着、ここからは三体仏経由で下山。

今回は ドタ参の山行でしたが、また、ひとつ鈴鹿の面白い山行ができた。

鈴鹿の山はまだまだ奥が深く、楽しめる山域が沢山あるようです。

INFORMATION

山・海・酒幸彦 つれづれの記

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