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 愛知川源流 約600  鈴鹿の奥座敷へ 071117  三重県三重郡菰野町
(周回)朝明→ハト峰→ヒロ沢→お金明神→神崎川・大瀞→中峠→朝明


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                              晩秋の愛知川

 もうそろそろ紅葉シーズンも最終章を迎えつつある。天気の良い土曜日、特に予定がある訳でもなく、今まで出掛けたことのない山へ行ってみたいと思った。鈴鹿の市街地から見上げる主だった山は何度も 出かけたが、稜線の背後の領域はまだ数えるほどしか歩いたことがない。今回は、お金明神詣出のついでに、ほんの少し、触りだけの愛知川源流を歩いてみた。情報収集は、HPから・・・意外と沢山のレポがあるものだと感心するが、実際はややルートファインディング的な場所もあり、迷わないように経験者といくべき所かもしれない。念のために、鈴鹿の先輩、T氏に教えを請う。、

 ← 地図はココをクリック


7:40 朝明駐車場着。¥500、無料になるのはまだ先のようだ。(^^;)

 

8:00 朝明から猫谷経由でハト峰を目指す。     9:00 ハト峰からの白ザレの景色。

 

9:05  ハト峰峠から、ヒロ沢へ            ハト峰湿原の案内

ハト峰峠から少し下りただけで、驚いたことに、水でヒタヒタの登山道だ。

かなり高い場所なのに・・・湿原があるとは知らなかった。ヒロ沢の源流である。

 

ヒロ沢沿いの登山道は、愛知川まで下りの登山道である。まだまだ、紅葉が残っていた。

 

 

9:50 ヒロ沢と愛知川の出合の広場と愛知川。ひと山奥の静かな場所だ。

ここには以前、山小屋があったようだが、今は礎石だけが残っている。

愛知川に下りてみた。紅葉を求めて来たという、今日、初めての登山者に出会う。

ところで、愛知川を遡るために川を横断し対岸へ渡らなければならない。

しかし、水量が少し多く、対岸の目印のある場所へは、渡れそうで渡れない。困った!(・_・;)

 

 

10:15 思案の挙句、何とか渡れそうなところを見つけて、対岸の登山道に上がる。

夏場なら少々濡れても構わないが・・・今は秋、水量の多い時は、渡るのは無理かもしれない。(;^_^A

 

対岸の 神崎川沿いの登山道は途中まで、アップダウンの連続。今年最後の紅葉を楽しみながら歩く。

赤、黄、浅黄、緑と空の青、五色の彩が綺麗だ。

しかし、 登山道は所々、落ち葉で埋もれ、油断をすると登山道を見失う恐れあり。

実際、倒木に隠れた登山道の前で二度、踏み跡を失った。(;^_^A

慎重に赤テープと踏み跡を確認する必要があるルートなので要注意!

 

 

へんな合体木 (^^;           こんな所も通過していく

登山道は、概ね神崎川渓谷から付かず離れず、時には大きく高巻いていく。

 

紅葉が最後の輝きを放つ登山道・・・

 


10:40 少し開けた平場に出たので、リュクを下ろし紅葉を愛でながら一休みと早めの昼食。

今日は、 ラーメンとおでん缶を持参。これからは、暖かいものがいい。d(^_^o)

のんびり食事をしていると、 後から来た登山者の一団がお金明神へ行くと言って登っていった。

近くの木の案内を見れば、「お金の塔登山口」とある。(’’?

もうひとつの案内をよく見れば、「お金明神登拝口」とある。ここから、お金明神に登れるようだ。

広沢出合と大瀞とのおおよそ中間地点である。見落とすところだった。(^^;

お金明神へ

 

お金明神登拝口の案内                    お金明神取り付き 

分岐の登拝口から、 先に登っていった一団を空身で追いかけ・・・

赤テープを辿り、今日の目的のひとつ、お金明神を目指す。

分岐からは、20分ほどかかった。

 

写真の木のテープの目印から は 、右手の急登を倒木を越えて、3分ほど上がる・・・

右手に見えてくる巨石の上に凛とした姿のお金明神は鎮座する。

よく見れば 鼻も目もある 口もある 神崎川の お金明神

人の顔をした自然石の見事な造形! 不思議ですね。q(°o°)p

初めて見つけた人は、きっと驚いたに違いない。(^_^;

正面からの撮影は、崖のため不可能です。ご利益、ありますように・・・と願う。(人)


お金明神を後に、大瀞を目指す。 残り少なくなってきた紅葉は、秋の深まりを感じさせる。

青空に もみじの赤も あとひとつ 秋惜しむかな 遠き鹿笛

あと

雰囲気の良い落葉で明るくなった登山道が続きます。 ほうの木の落ち葉がいっぱい !

はじめのアップダウンはなくなり、なだらかな鈴鹿特有の二次林が続く。ダイラのような良い雰囲気だ。

 

カサカサと 深山の落ち葉を踏みしめて・・・

幾つもの炭焼きの窯が落ち葉に埋もれていた。何十年か前には、この辺りにも人の営みがあったんだ。

 

 

      12:30 分岐の登拝口から20分ほど、大瀞の分岐に到着。ここからは、とても下までは降りられそうにない。

「通行禁止」とあるちょっと傾いた大瀞の鉄橋。渡って落ちても自己責任ということらしい!

陽が長く時間があれば、タケ谷を目指すのだが今日はここまでで帰ることにする。

橋は一応、ロープで括られてはいるが・・・手すりは、あまり頼りにしない方がいい・・・

 

12:32  大瀞の傾いた橋を恐々渡り、ここからは下水晶谷の紅葉を見上げながら中峠を目指す。

先々週の簗谷山で体験した甘い香ばしい匂いが時々漂ってくる。

カツラの木でもあるのかと探してみたが・・・よく分からなかった。(’’?

 

 

         掘割の登山道は、分かりやすい      13:00  大瀞からの緩い登りで約30分。中峠に到着。

今日の山遊もあと少し・・・

中峠から伏木谷を下る。朝明までは約1時間だ。

 

14:00 無事に朝明駐車場に到着。(^^ゞ 登山者の車は30台ほどでした。ちょっと少なめかな・・・


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