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もうそろそろ紅葉シーズンも最終章を迎えつつある。天気の良い土曜日、特に予定がある訳でもなく、今まで出掛けたことのない山へ行ってみたいと思った。鈴鹿の市街地から見上げる主だった山は何度も 出かけたが、稜線の背後の領域はまだ数えるほどしか歩いたことがない。今回は、お金明神詣出のついでに、ほんの少し、触りだけの愛知川源流を歩いてみた。情報収集は、HPから・・・意外と沢山のレポがあるものだと感心するが、実際はややルートファインディング的な場所もあり、迷わないように経験者といくべき所かもしれない。念のために、鈴鹿の先輩、T氏に教えを請う。、 |
7:40 朝明駐車場着。¥500、無料になるのはまだ先のようだ。(^^;)
8:00 朝明から猫谷経由でハト峰を目指す。 9:00 ハト峰からの白ザレの景色。
9:05 ハト峰峠から、ヒロ沢へ ハト峰湿原の案内
ハト峰峠から少し下りただけで、驚いたことに、水でヒタヒタの登山道だ。
かなり高い場所なのに・・・湿原があるとは知らなかった。ヒロ沢の源流である。
ヒロ沢沿いの登山道は、愛知川まで下りの登山道である。まだまだ、紅葉が残っていた。
9:50 ヒロ沢と愛知川の出合の広場と愛知川。ひと山奥の静かな場所だ。
ここには以前、山小屋があったようだが、今は礎石だけが残っている。
愛知川に下りてみた。紅葉を求めて来たという、今日、初めての登山者に出会う。
ところで、愛知川を遡るために川を横断し対岸へ渡らなければならない。
しかし、水量が少し多く、対岸の目印のある場所へは、渡れそうで渡れない。困った!(・_・;)
10:15 思案の挙句、何とか渡れそうなところを見つけて、対岸の登山道に上がる。
夏場なら少々濡れても構わないが・・・今は秋、水量の多い時は、渡るのは無理かもしれない。(;^_^A
対岸の 神崎川沿いの登山道は途中まで、アップダウンの連続。今年最後の紅葉を楽しみながら歩く。
赤、黄、浅黄、緑と空の青、五色の彩が綺麗だ。
しかし、 登山道は所々、落ち葉で埋もれ、油断をすると登山道を見失う恐れあり。
実際、倒木に隠れた登山道の前で二度、踏み跡を失った。(;^_^A
慎重に赤テープと踏み跡を確認する必要があるルートなので要注意!
へんな合体木 (^^; こんな所も通過していく
登山道は、概ね神崎川渓谷から付かず離れず、時には大きく高巻いていく。
紅葉が最後の輝きを放つ登山道・・・
10:40 少し開けた平場に出たので、リュクを下ろし紅葉を愛でながら一休みと早めの昼食。
今日は、 ラーメンとおでん缶を持参。これからは、暖かいものがいい。d(^_^o)
のんびり食事をしていると、 後から来た登山者の一団がお金明神へ行くと言って登っていった。
近くの木の案内を見れば、「お金の塔登山口」とある。(’’?
もうひとつの案内↓をよく見れば、「お金明神登拝口」とある。ここから、お金明神に登れるようだ。
広沢出合と大瀞とのおおよそ中間地点である。見落とすところだった。(^^;
お金明神へ
お金明神登拝口の案内 お金明神取り付き
分岐の登拝口から、 先に登っていった一団を空身で追いかけ・・・
赤テープを辿り、今日の目的のひとつ、お金明神を目指す。
分岐からは、20分ほどかかった。
写真↑の木のテープの目印から は 、右手の急登を倒木を越えて、3分ほど上がる・・・
右手に見えてくる巨石の上に凛とした姿のお金明神は鎮座する。
よく見れば 鼻も目もある 口もある 神崎川の お金明神
人の顔をした自然石の見事な造形! 不思議ですね。q(°o°)p
初めて見つけた人は、きっと驚いたに違いない。(^_^;
正面からの撮影は、崖のため不可能です。ご利益、ありますように・・・と願う。(人)
お金明神を後に、大瀞を目指す。 残り少なくなってきた紅葉は、秋の深まりを感じさせる。
青空に もみじの赤も あとひとつ 秋惜しむかな 遠き鹿笛
あと
雰囲気の良い落葉で明るくなった登山道が続きます。 ほうの木の落ち葉がいっぱい !
はじめのアップダウンはなくなり、なだらかな鈴鹿特有の二次林が続く。ダイラのような良い雰囲気だ。
カサカサと 深山の落ち葉を踏みしめて・・・
幾つもの炭焼きの窯が落ち葉に埋もれていた。何十年か前には、この辺りにも人の営みがあったんだ。
12:30 分岐の登拝口から20分ほど、大瀞の分岐に到着。ここからは、とても下までは降りられそうにない。
「通行禁止」とあるちょっと傾いた大瀞の鉄橋。渡って落ちても自己責任ということらしい!
陽が長く時間があれば、タケ谷を目指すのだが今日はここまでで帰ることにする。
橋は一応、ロープで括られてはいるが・・・手すりは、あまり頼りにしない方がいい・・・
12:32 大瀞の傾いた橋を恐々渡り、ここからは下水晶谷の紅葉を見上げながら中峠を目指す。
先々週の簗谷山で体験した甘い香ばしい匂いが時々漂ってくる。
カツラの木でもあるのかと探してみたが・・・よく分からなかった。(’’?
掘割の登山道は、分かりやすい 13:00 大瀞からの緩い登りで約30分。中峠に到着。
今日の山遊もあと少し・・・
中峠から伏木谷を下る。朝明までは約1時間だ。
14:00 無事に朝明駐車場に到着。(^^ゞ 登山者の車は30台ほどでした。ちょっと少なめかな・・・
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