伊吹山いぶきさん１３７７ｍ 　07/02/24　（往復）　登山口→伊吹山山頂
日本百名山雪の消えた今年の伊吹山・・・【滋賀県米原市】

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　※　3合目のトイレはまだ使用不可

　今年の伊吹山は雪が少なく、普通の登山ができるようだ。麓では、いつもより１ヶ月ほど早くセツブンソウが咲き始めたとの便りも・・・じっとしてはいられない。ついでに日頃のストレスとメタボリックを解消するなら、山しかないでしょう・・・(^^;)。という訳で、家から１時間の伊吹に出かけてきました。例年なら、まだ雪が残っていても不思議ではないのだが、３合目から見る伊吹山には、ほとんどといっていいほど雪が見られない。今日は快晴、展望が期待できるかな？

9:00　最後の滑りを楽しむボーダー

　 ５合目まで上がってきたが、まったく春の気配はなし。何だか味気ない。(;><)　５合目の休憩所のベンチが新しくなっていた。山小屋が新しくなったのは知っていたが、登山道沿いの設備も新しくされたようだ。

9:36　新築の山小屋

　　避難小屋は8畳ほどの広さの板張り。東側の窓は大きくとられていて、中も明るい。突然の雨や雷の時は助かるかな。

9:53　７合目から見る琵琶湖

　 ８号目の休憩所の祠の両側にベンチが新設されていた。有難く使わせてもらう。今日は、養老〜霊仙の稜線が良く見える。更に、藤原〜御池岳、その後ろには、御在所岳まで見通せる。 こんなに見えるのは1年にそう多くないが、もっと遠くまで見たいと思うのは贅沢かな？(^^;

　 暖冬とは言え、まだ少しは雪が残っているだろうと思っていたが、期待を裏切るように３合目までは全く雪はなし。スキー場は人口雪のコースのみが営業しているだけ。天気が良いのに登山者は少ない。冬枯れのゲレンデに気の早い花はないかと探しながら登るが・・・

9:21　5合目、新設されたベンチ

　 ６合目手前の新しくなった避難小屋は石組み風の洒落た造りだ。今回初めて見る。折角だから、中も見ておこう・・・(^^;

明るい山小屋内部

　 ７合目辺りの登山道も砂利が敷き直されていて歩きやすくなっていた。但し、霜柱の融けた黒土だけの登山道部分は少し歩き難い。ここまでくると眼下に琵琶湖が見下ろせる。湖上の雲がちょっと気に入らない。

10:05　8合目、新設のベンチあり

10:33　遊歩道を歩く

　 昨年1月に来たときに比べたら格段に雪は少ない。売店の付近が一番雪が残っているようだ。ヤマトタケル像の付近で１ｍくらいありそう。風を避けて一服する。

11:10　「測候所」の前あたり

　測候所から下りて行くとまだらに雪が融けている。雪のないところは登山道を歩く。北面には終始、白い白山が見える。近くの北尾根や貝月山も雪は少なそうで、花の咲く時期を予想するのは難しいかも。今年は思わぬ暖冬で山行きのタイミングを合わせるのがいろいろと大変なことになりそうだ・・・(^^;　

　 後、１ヶ月もすれば完全に雪は消えてしまうだろう。残雪の感触を楽しみながら、西のピークから雪で埋まった遊歩道をザクザクと頂上に向かって歩く。雪道はしっかり締まっていて、今年は黄砂の穢れもない。

10:50　「伊吹タケル像」 小屋前は残雪１ｍ

　 東のピークまで行ってみることにした。測候所の辺りはまだ雪原である。登山道の杭が少し頭を覗かせている程度で、どこでも歩ける。(^^;　普段歩けない場所を歩くのは面白いものだ。 見下ろすドライブウェイの雪も大分融けていた。今年は開通が早くなるのかな？

11:20　東のピークへ足を延ばす。