≪周回≫坂祝・猿啄城登山口→明王山→迫間山→大岩 不動・展望地→自然遺産の森
 

明王山
みょうおうやま
378m

大展望が期待できます。【各務原の山】
猿啄城〜自然遺産の森トレッキング
 05/02/06【岐阜県各務原市・関市】


 昨年から、ご一緒しようとしてしていたものの天気などに恵まれず叶わなかったasakoご夫婦と白影さんたちとの念願のオフ会がようやく叶いました。それも我が故郷、各務原の地で。( ;^^)ヘ..
   今回の企画をしてくれたのは、「白影山上」の白影さん。今回のお誘いを受けて、 猿啄城から自然遺産の森までの各務原丘稜(各務原アルプス)の一画を周遊してきました。久しぶりの天気に恵まれ、御嶽山や中央アルプスまで見ることができました。そして今回は、前からお会いしたいと思っていた風花さんやkayoさんたちにもお会いすることが出来、また昨年、山でお会いしたyukaさんたちも参加して頂き、総勢11名のオフ会になりました。皆さん、お疲れ様でした。

【猿啄 P】 8:10
【天 候】晴れ一時曇り
【メンバー・敬称略】 11名
白影、kaz,asako,aika、風花、kayo、れぶん、りんどう、
yuka、manami、せきすい
【コースタイム】 
   8:15− 登山口
   9:00− 猿啄城−  9:10
  10:00− 明王山−10:30
  11:00− 迫間山
11:50−大岩展望地−12:00
  12:15− 休憩場
  12:50− 自然遺産の森
  15:00− 解散
【所要時間】 全行程約7時間
       (休憩時間を含む)

明王山と金比羅山遠望


登山口前の駐車場で挨拶と自己紹介

 登り口の目印は、林道沿いの猿啄城の標識と簡易トイレ。沢にかかる 赤い橋を渡ると御岳神社の社務所がある。建物の間を抜ければそのまま登山道となる。先日のドカ雪がまだしっかりと残っていた。アイゼンを持ってくれば良かったかな?踏み跡はあるがバリバリに凍っている。麓から猿啄城までは普段なら20分ほどだが、急登の凍った道なので慎重に登る。 今日も、いつもの通り、最後尾で登り始める。


鉄塔

 猿啄城(さるばみじょう)は、猿城ではありません。啄とは”きつつき”のことらしい。(^^;)  
 猿啄城は、15世紀頃築城された小さな山城で、「1565年に織田信長に命じられて中美濃攻めをした丹羽秀永の先陣をつとめた河尻鎮吉によって落城した。この時、信長はさい先よしとして猿啄の地名を勝山と改称し以後、勝山城になった。」と伝えられる。(解説板より)
  ふと気がつくといつの間にか、kazさんを追い越していた。(^_^; 2階建ての猿啄城からは眼下に日本ラインや坂祝の町並みが見下ろせ、遠くに恵那山や御嶽山、南面にはツインタワーなど360度のパノラマが楽しめます。

 自然遺産の森で今日初めてお会いする風花さんたちと合流し、kaz&asakoさんたちの待 つ猿啄城登山口へ向かう。途中でkazさんの車とすれ違う。あれ 〜(・_・? 猿啄城への登山口は、やや判りにくく間違えやすいので注意。
 何とか全員、坂祝バイパスの高架の下にある登山口駐車場に到着。広めの駐車場のはずが、工事中のせいか何だか狭く感じられる。駐車場はほぼ満車。まずは自己紹介。 今日は総勢11名。岐阜と愛知、三重の混成チームである。白影さんは、買ったばかりのスパイクつき長靴で参加。こんなの初めて見たよ。(^_^;)


社務所の前を通る。

  登山道には親切な登山標識もあるので、初心者でも安心だ。半分くらい登って来た鉄塔のところで、雑木と植林地の空が空けた。右手には久しぶりに見る御嶽山が姿を現した。そういえば、asakoさんたちと会うのは、昨年、雨で断念した御嶽山オフ以来である。やっぱり、山登りは天気が良くなくては・・・。最近の天気予報は外れることが多く、少々、天気予報不信に陥っている。(^^;) 幸い、今日は久々に天気が良く、展望が期待できそうだ。


猿啄城が見えてきた。


登山道から御嶽山が見えた。

                              笠置山      恵那山             鳩吹山

猿啄城から見下ろす東面、坂祝の町と日本ラインと鳩吹山


楽しい稜線歩き

  猿啄城から始まり岐阜権現山まで続く各務原丘(各務原アルプスともいう。)の最高点は、383mの金毘羅山であるが、一番の展望地は手前の明王山である。白影さんが登山ポストを整備された話題の場所でもある。近年、老若男女を問わず、訪れる登山者やハイカーが大変多くなり 、今や各務原の山はこの明王山を抜きには語れない。(^^; 明王山から見下ろす感じで猿啄城を見ると、如何にも山歩きをしてきたという実感が湧いてきます。右の写真⇒


展望の良い明王山頂上

  猿啄城から一度、ザレた登山道を先頭で下りる。滑りやすいので気をつけて、と後ろを振り返ると、後ろのasakoさんがドテッと大の字で寝転んでいた。冗談の好きな方だ。(゜゜;)\(^^;)  明王山までの稜線はアップダウンを繰り返す。 最初の急登に比べれば大したことはない。所々で展望が開け、快適な尾根歩きが楽しめる。一年で一番寒い季節だが、寒さも和らぎ、アセビが蕾をつけていた。春ももうすぐですね。参加者の明るい笑顔を見て、ほっとしていたのは猿啄城だけではなかったようだ。

猿啄城                      .                             
猿啄城をバックに明王山へ

 地元贔屓を差し引いても(;^_^A・・・明王山からの 、ほぼ360度のパノラマは素晴らしい。スカッと晴れた日は、眺めも気分も最高です。東に鳩吹山を見下ろし、南に遠くキラリと光る伊勢湾や名古屋ドーム、ツインタワー、養老山地や鈴鹿山脈も見渡せます。北面には荘厳な巨体の御嶽山が鎮座し、乗鞍岳や北アルプス、高賀三山を前座とする奥美濃の山々が見渡せます。白影さんのポストの中には、ここから見える山々の写真も収納されています。それを参考に、しばらく山の同定を楽しむのも悪くない。 簗谷山のような望遠鏡が欲しいですね。

 明王山・名物解説人の大島さん

 明王山では、皆さんから手作りのパンやみかん、暖かい飲み物を頂き、30分も長居をしてしまう。(^^ゞ ご馳走様でした。そこへ、丁度上がってみえた、この山の名物解説人=大島さんに出会い、皆でここから見える山々の解説をしてもらいました。驚くほど詳しい訳は、目の手術をしてから遠くのものが良く見えるようになったからだとか・・・。それまで見えなかったものがはっきりと見えて人生が変わったみたいだとも。我々は五体満足に感謝しなければいけませんね。(^^;

≪明王山からの展望≫

≪東≫アップダウンの続く中央の尾根の向こう(東)は、木曽川を挟んで鳩吹山山塊となる。


≪北西≫明王山から見渡す北西の景色。赤いTV塔を経て長い尾根道が続く各務原丘稜


山陰にはたっぷりと雪が・・・

 迫間山を下りながら、しばし、asakoさんが師と仰ぐ高名な風花師匠とお話をする。物静かな話し振りではあったが山に詳しい方で、あのユーモアのセンスを我が身に付けられたらといつも羨ましく思っている。どんなレポートをされるのか、期待と不安が入り混じる。(^^;)  ひとつ安心したのは同じ○○○○業であること。また、いろいろアドバイスをお願い致します。


大岩不動の
展望地

 明王山からは、これから向かう大岩不動の展望地や更に東へと続く岐阜権現山なども見通せる。適度なアップダウンと展望の続く尾根道歩きは飽きるということがない。冬場のトレーニングには持って来いかもね。d(-_^)!!
 展望を満喫した後は、迫間山を経由して、次の展望地=大岩不動・展望地を目指す。山の北斜面には、融けずにいる残雪がまだたっぷりとあり、ここで我々と同じような登山者の一団とすれ違う。人気のある山である。


 

明王山があんな遠くに見える。

 トンネルの上の鞍部から登り返し、ずっと稜線を歩いてきて分岐に出会う。右手に下りていくと大岩不動へ下りていってしまうらしい。ここからは、左に巻いて自然遺産の森からのルートに合流し大岩不動の展望地に向かう。尾根を乗り換えないとそこには行けないということを知らなかった。危うく遠回りをするところを白影さんに助けられました。(^^;  断層跡の看板を右手に見ながら大岩の展望地に向かう。しばらく進むと、南北の視界が開けた。こちらの展望地も登山者が多い。 ここからも大岩不動へ下山可。

≪大岩不動・展望地からの展望≫

<北面>
     高賀三山      鷲ヶ岳                     乗鞍岳    .

<東面>
             御嶽山                   中央アルプス         笠置山    恵那山      

<南面>
八木三山/北山      寒洞池       御坊山/各務原カンツリー    遠くに養老山地             .


峠の十字路で休憩

 高度400m足らずの山塊が東西にちょっと長めに続く各務原丘(各務原アルプス)は、弥勒山・道樹山のある愛知丘に似て、秋から春までの山登り(夏は暑くて無理?)には最適です。所により足応えのあるアップダウン、幾つかの展望地、移り変わる景色、整備された登山道など、歩くコース と長さを変えれば、初級者からベテランまで山歩きを楽しめます。

 尚、登山道沿いの動・植物の持ち帰りや自然破壊は禁止されています。皆でいつまでも楽しめる里山として大切にしてゆきたいものです。

 大岩展望地を後に、峠の十字路から自然遺産の森へ下りる。途中で、同行者から「何で自然遺産の森と言うの?」という素朴な疑問が出た。それについてはこちらをご参照ください。

         ⇒自然遺産の森

 各務原市と関市にまたがる、ふどうの森〜自然遺産の森一帯は、市民の憩いの場として、近年、登山道などが整備され、いろいろなコースが楽しめるようになりました。

 
ゴルフ場を見下ろす展望台

大垣からお越しのkayoさん爽やかでしたね。れぶんさんと、りんどうさんは北海道まで足を延ばされているのですね。
風花さん、これからもよろしくご指導ください。kaz&asakoさん、aikaさん各務原の山も悪くないでしょう。
オフ会初参加のyukaさんとmanamiさんちょっと緊張気味でしたが、オフ会の感想は?
最後に、白影さん。今回の企画有難うございました。ここには、書けないことも含めていろいろお世話になりました。(^^;)
久しぶりに歩いた地元の里山でしたが、とても楽しい一日でした。皆さん、有難うございました。
また、いつか機会があればご一緒ください。Have a nice day.(^-^)/

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≪周回≫坂祝・猿啄城登山口→明王山→迫間山→大岩 不動・展望地→自然遺産の森


※ この地図はカシミールを利用して作成しました。

● 迫間不動 
 各務原公園への道を登り切った峠の三叉路を関方面へとり、多賀坂を降りた所にある不動明
王さん。道路沿いには3カ所(迫間不動前 =40台、多賀坂の途中 =10台、多賀坂の上 =ふどうの森の石碑がある所に5台)の駐車場も整備されている。

● 
多賀の霊水
 
関市へ続く多賀坂林道の途中にある湧水で多くの人たちがひっきりなしに霊水を汲みに来て
いる。年中涸れることはなく、旨い水で小生も時々、山行用にこの水を汲みにきている。お土産
に是非どうぞ。但し、独り占めはご遠慮願いたい。

● 
ふどうの森
  迫間不動明王を中心とした一帯の谷と低山のことをいう。迫間不動を中心にぐるりと、最高点の金比羅山や迫間山、大岩不動尊へ続く山道が整備されている。ゴルフ場近くを東海道自然歩道が通っており、ハイキングと冬のトレーニング用山歩きにはもってこい。
● 自然遺産の森
   平成16年9月に新たにオープンした、ビオトープなどを取り入れた自然を再現した公園。ここを拠点として、登山道なども整備されている。毎月、各務野観察会が開かれています。

※ 各務原丘稜(各務原アルプス)は、猿啄城から尾崎権現山まで続く長い稜線を言い、愛知丘稜(弥勒山・道樹山)や鳩吹山、金華山の山歩きにも勝るとも劣らない 変化のある山遊と展望が楽しめます。東のふどうの森、自然遺産の森はその各務原丘稜の一画を占める。


勝山・登山口
 
勝山の信号から北上し、JR高山線の踏切を越えて間もなく、左手に猿啄城への案内板がある。それに従い左折すると 川沿いに石碑が見えてくる。後は、橋を渡り道なりに進み、坂祝バイパス高架をくぐった先に整備された広い駐車場が見えてくる。15台くらい駐車可。 登山口は駐車場から1〜2分ほど先にある道標が目印。簡易トイレもあり。
 赤い小橋を渡り、小屋の間を通り抜けた所から登っていく。山道は明瞭で迷うことはない。頂上までは約30分ほどである。

 

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