2004年8月 ----- ルリトラノオ(瑠璃虎 の尾)ゴマノハグサ科 ルリトラノオ属


ルリトラノオの瑠璃色は目の醒める、パステルカラーのような華やかな青紫をしています。

せきすいのお気に入りの花のひとつです。(^^ゞ

園芸種もあるようですが、自生しているのは日本でここだけ。(絶滅危惧II類)

伊吹山頂上台地でピンクのシモツケソウと艶やかさを競っています。

ルリトラノオが咲く頃、伊吹山は一番華やかな季節を迎えます。

ルリトラノオ・・・シモツケソウと一緒に咲いています。

 


ルリトラノオ・・・複数の花穂が出ている。


 

クガイソウ

 ルリトラノオと間違えやすいですが、一つの茎に1本の花穂しかつかない。

 

 ****** ルリトラノオの豆知識 *****

 日本固有種は伊吹山頂のお花畑のみに自生し、特産種とされる多年草です。古くから観賞用として花壇にも栽培され、花期は7月末〜9月半ば、草丈は、50cm〜70cm、絶滅危惧II類(VU)だそうです。花は青紫色で長さ10〜20センチの花穂につきます。

 姿と色がよく似たクガイソウと間違われることが多いですが、クガイソウより色は微妙に華やかで濃い目です。クガイソウは葉っぱが輪生で層を成しているけれども、ルリトラノオは葉が対生であることで区別できます。また、よく見ると、クガイソウは一つの茎に1本の花穂しかついていませんが、ルリトラノオは3本立っているものが多く見られます。開花時期はクガイソウより時期が少し遅い。

 

ルリトラノオの葉の特徴は対生。花穂は複数のものが多いです。

クガイソウに比べて、やや明るい青紫をしています。


ルリトラノオを拡大。
下から上へと順に咲いてゆきます。青紫色の花弁と白い葯の取り合わせが上品で涼しげです。

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