4月 --- iwazakura -- イワザクラ サクラソウ科 


春の野山で気になる花と言えば、このイワザクラ。カタクリの咲き始める頃が見頃です。

美濃の舟伏山で見られます。

数は少ないですが、自然のまま見ることができます。

自然を大切にできる人だけ見てくださいね、大した写真ではないですが・・・(^^;

石灰岩の岩場にしか咲かないイワザクラ

こんなふうに、石灰岩の岩場の割れ目に咲きます・・・なんでそんな狭い所を好むんだろう。(^^;)

足場の悪い所に咲いています。見るときは、落石などに注意が必要です。

岩場に咲くサクラソウ、ということで「イワザクラ」・・・(^^ゞ

上の画像のアップ!

もっと、近くで!割りにシンプルな花だ・・・

華やかに・・・咲き始めのイワザクラは初々しい濃いピンク色をしています。

 ****** イワザクラの豆知識 *****≪絶滅危急種≫

  サクラソウ科、山地、岩場、多年草、花紫紅(花赤紫)、葉の間から15cm位の花茎を直立し、茎先に柄のある花を2〜4個につける、絶滅危急種 (絶滅危急種とは絶滅に向けて進行しているとみなされる種。今すぐに絶滅という危機に瀕するということはないが、現状では確実に絶滅に向かっていると判断されるもの 。)、西日本の極めて限られたところに見られ、山地の渓流沿いの湿地や岩場に咲く。4月の末、花は桜のようにあどけなく、乱獲され絶滅の危機にさらされている。毎年4月中旬頃から咲き、舟伏山のある山県市ではイワザクラ保護条例をつくり 、その保護に努めているそうです。最近、鎌ヶ岳でも見たという話を聞きました。いずれにしてもどこでも見られる花ではない貴重な山野草です。 自分だけのものにしようとしないで、みんなで大切に守り楽しみたいものです。

 イワザクラを撮影中に隣からこんな 会話が聞こえてきた・・・「こういうのをHPに載せられると、みんなが見に来て貴重な花が無くなっちゃうんだよな・・・」、残念ながら、確かにそういう事実はあります。しかし、そう言うあんただって、そのHPを見て、イワザクラを見たいと思って来た一人じゃないの? 見るだけでイワザクラが無くなるとは思えないし、見て楽しんで、綺麗だなと感動させてくれるものを絶滅させたいなんて誰も思っていないと信じたい。 そんな可憐な山野草を独り占めしないで、みんなに見て感動してもらいたいとせきすいは考えています。舟伏山のイワザクラは、誰でも見ることができますし、地域で大切に保護されています。しかし、見る人間が、それを自分の庭に植えて独り占めしようとか、売ったら金儲けになるなんて浅ましいことを考える と無くなってしまう 。そういう身勝手な人間のために紹介しているのではないです。山を楽しませてもらう以上、山登りの最低限のマナー=自然を大切に!ということを肝に命じたい。 自然の中の山野草は自然の中で楽しみたい。山野草を売っている店の全部とは言わないが、時々、店頭に並んでいる山野草を見ると、どこかで被害にあった山野草か?と思ってしまう。 以前、山野草を長年収集していた方から、素人では山野草の管理はできないのでやめましたと聞いたことがあります。結局、あるべき所にあるのが一番自然でいいと思います。

朝陽を受けてまぶしく一層華やかに咲き誇るイワザクラ・・・

朝露を受けた、イワザクラはしっとりと・・・

最後に、もう一枚!

イワザクラファミリー、固まって咲いているのもかわゆいです・・・(∩_∩)


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