2004年4月 --- iwauchiwa イワウチワ 岩団扇
イワウチワと言えば、小津権現山のイワウチワの群落はすごい。 行きたかったな〜。今年は行けなかったけど・・・( ;^^)ヘ..
このほか、花房山、横山岳、岩岳、貝月山や金糞岳でもイワウチワが見られます・・・ |
● イワウチワ(岩団扇)はイワウメ科イワウチワ属の多年草
草丈5cm〜 15cm。イワウチワはスプリング・エフェメラルではないようで・・・ 中見られるので、春先には花が楽しめ るんだなと分かります。
花が咲いていれば区別ができるんですが(※ イワカガミの花は複数の花のかたまりにな る。)、葉だけで区別する見方をどなたかご存知ありませんか? 通常2〜5cmほどの淡いピンクの花を一輪つけます。ややピンクの濃いものや白っぽ いのもあり、1000m近い岐阜の山で見られます。北斜面や半日陰地に咲きます。
この花は5枚のフリルのついた花弁と5本のオシベが特徴。10cmほどの花茎にひと つだけフリルのついた花をつけます。なお、花期を過ぎるとメシベを残してポロリと花弁が落ちる。 葉の縁には波状の鋸歯(きょし)があり、イワカガミの葉と似ています。 花の時期には鉢植えで販売されているのを見かけますが、栽培は難しく、いつの間にか株が無
くなってしまうらしいです・・・つまり、採るなということでしょうね。 |
落ち葉の斜面に咲くイワウチワ
登山道沿いに一斉に咲き誇るイワウチワ
小津権現山では稜線の登山道沿いに群落が広がっています。
若葉の出る前、殺風景な山に彩を添え賑やかにしてくれます。
そして、登山者の目を楽しませてくれます。
淑やかにうつむき加減のイワウチワ(金糞岳にて)
柔らかく優しいピンクが心を癒してくれますね。
これから咲こうとしているイワウチワ
イワウチワは、春山では割とよく見かける ポビュラーな山野草です。
でも、最近は他の山野草と同様に数が減りつつあるようです。
独り占めしないで、皆さん、見るだけにしましょうね。 次回来た時のために。
春の日差しをいっぱい浴びて・・・気持ち良さそう・・・
イワカガミとイワウチワの葉の違い(私見) | |
花があればこの両者の区別は簡単ですが、花の時期を過ぎると区別が出来ずにいました。何気なく見ていると葉だけでは区別できそうにないように思っていましたが、昨年、 Mさんよりイワカガミの葉はハート型をしていて、イワウチワは丸っこい葉をしていると聞きました。そこで、今まで各山で撮ってきたイワカガミとイワウチワの葉を並べて比較してみました。左がイワカガミで、右がイワウチワです。 |
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イワカガミの葉 |
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白山のイワカガミ |
花房山のイワウチワ |
銚子ヶ峰のイワカガミ |
伊吹北尾根のイワウチワ |
鳩吹山のイワカガミ |
屏風山のイワウチワ |
焼岳のイワカガミ |
横山岳のイワウチワ |
各務原のイワカガミ(各務原にはイワカガミしかない) |
貝月山のイワウチワ |
右と左の葉を見比べると概して、葉の周囲のギザギザや葉の先端のへこみ具合では区別は難しく、葉の全体の形が区別のポイントになるようです。イワカガミ の葉はイワウチワに比べてよりハート型に近い葉をしており凹みの部分に枝がついている。イワウチワは丸い葉にそのまま枝がついていることが多いようです。固体によっては、少ない確率でそうでないものもありますが、これがひとつの区別する方法のようです。また、イワカガミの花の穂先は花が散っても残っていることが多いのでそれでも区別が可能です。葉は似ているのに、花の形が全く異なるのが面白い。 花の咲いていない時にこの葉を山で見かけたら、どちらの花が咲くか考えてみるのも一興です。 |
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