2004年10月 ----- アケボノソウ(曙草)リンドウ科センブリ属 


秋の野山で気になる花と言えば、このアケボノソウ。鈴鹿の御池岳で見られます。

カレンフェルトの台地に咲くアケボノソウ

いっぱい花を付けます。次から次へと花が咲くのでしばらく楽しめます。

さりげなく・・・

 ****** アケボノソウの豆知識 *****

 山地の湿り気のある日当たりの良い場所に生えるリンドウ科の2年草。1年目は花をつけないようです。花期は9月〜10月。茎は直立して高さ50〜70cmほど、南木曽岳で1mほどのものも見たことがあります。よく枝を分け、茎や枝の先に星型の白色の花を多数つけます。 花弁は通常は5枚。4枚、6枚のもあります。星の形をした花びらには濃い紫色の小さい斑点があり、黄緑色のやや大きなまるい斑点が2個(これは蜜腺だそうです。)あります。半びらの先に散りばめられ斑点を夜明けの空にたとえてその名がついたそうです。この花を見て、アケボノソウと名付けた人は想像力豊かな人なんでしょう。 「春は、あけぼの・・・この名前を見るたびに「枕草子」の冒頭を連想してしまうのは私だけでしょうか。清楚でなかなか愛らしい花です。大事にしたい山の植物のひとつです。

 

アップで一枚。緑の二つの斑点と、黒ゴマを散らしたような濃い紫の斑点。お洒落ですね。

もう一枚・・・

黒い斑点は花弁の裏からでも見えます。

アケボノファミリー、固まって咲くものも見事です・・・


五輪と四輪のアケボノソウ

最後にもう一枚、アップで。


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